建物の間取りを見た時に、何用の部屋・スペースなのかを
アルファベットで表記している場合があります。

その部屋の大きさや、場所から、その部屋に書いてあるアルファベットが
何を意味するかはおおよそイメージ出来るかと思います。

しかし、間取りには略語がたくさんあり、分かりにくいものもあります。
今回はちょっと分かりにくい間取りの表記についてのお話しです。

・Ｓ
サービスルームのＳです。
納戸や大きめの収納の意味合いです。
〇ＬＤＫ＋Ｓとか〇ＳＬＤＫとかで書かれています。

もっと詳しく言うと、建築基準法では採光等の基準をみたしていないので、
居室と見とめられないスペースであることが多いです。

・ＣＬ
クローゼットです。

・Ｗ（ＷＩＣ・ＷＣＬ）
ウォークインクローゼットです。
中が歩けるぐらいの収納のことです。

・ＳＣ（ＳＩＣ）
シューズクローゼットです。
靴や外部で使うようなものの収納場所のことです。

・ＤＥＮ
英語で巣、隠れ部屋の意味で、
部屋というにはちょっと狭く、こもるようなスペースのことです。
書斎や趣味の部屋とかで使用される表記です。

・ＰＳ
パイプスペース、パイプシャフトです。
給排水等のパイプが通してあるスペースのことです。

・ＵＢ
ユニットバスです。

・ＵＴ
ユーティリティーです。
洗面所、脱衣所のことです。

間取の表記には、広さや形に明確な定義の無いものが多いです。
その為、間取りの作成者の好みや感覚で
表記されているものがほとんどです。