寒い時期になると、窓が結露するのは嫌なものです。

この結露の話題の中でよく耳にするのが、
『樹脂サッシはアルミサッシに比べて結露しづらいですよ』
という話だと思いますが、詳しい理由などをご存じですか?

というわけで今回は、なぜ樹脂サッシはなぜ結露しづらいのか、
それから樹脂サッシの特徴などをお話ししますね。

 

まず、樹脂サッシとアルミサッシの違いですが、
簡単に説明すると、窓の枠が樹脂なのか、アルミなのかということです。

そしてその性能の違いは、
断熱性能の違いが一番大きいのです。

断熱性能が高い窓ほど、結露はしづらくなります。

そもそも、結露が発生する仕組みは、

まず、暖かい室内の空気が、外気に冷やされ、
冷たくなった壁や窓に触れて、温度が下がります。

空気の温度が下がると、温度が高い時より水分を多く含めません。
含めなくなった水分が水滴となって壁や窓につきます。

これが結露です。

その点、断熱性能が高い窓は外気の影響を受けにくく、
窓の表面温度の変化が少なくなります。

室温と窓の表面温度の差を小さくすることで、
窓辺の結露をおさえることができるのです。

結露をおさえれば、
窓に触れたカーテンが濡れたり、
床にたまった水分がホコリを吸着してしまう不快な汚れを防げます。

 

さて、ここまでは断熱性の高い樹脂サッシにすることで、
結露を抑えることができるということを書きましたが、
実は、断熱性の高い樹脂サッシを使うことは、ほかにも多くのメリットがあります。

いくつかご紹介します。

 

■窓表面と室温の温度差を暖和して窓辺のヒンヤリ解消

冬寒くなると、暖房をつけていても窓際や足元がヒンヤリ
する事があります。
窓の断熱性が低いと窓辺で空気が冷やされて、
冷たい空気が下がってくためです。

だから窓際は寒いんですよ・・・・

 

■部屋ごとの温度差を減らし、ヒートショックを抑える

暖かい部屋から寒いトイレ、洗面所に入ると、
ヒヤッとする事が多々ありますよね・・・・。

急激な温度の変化によって血圧や脈拍が変動する事を
ヒートショックと言います。

心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす原因となるので、
外の気温の影響を少なくする樹脂サッシで
部屋の温度差を減らすことは有効だといえます。

 

■そのほかにも・・・

・断熱性が優れた家になることで、体感温度もUPします

・省エネ効果が高まり、冷房、暖房費を節約できます
アルミ複層ガラスと比較すると20%~25%ほど
節約できると言われています(あくまでも参考です)

 

いかがでしょうか。
樹脂サッシで断熱性を高めることのメリットはお分かりいただけたと思います。

もちろん、建物を高断熱化(樹脂サッシ)にすると、
どうしても建築費用のコストが上がります。

しかし、冷房、暖房費を抑えることができると共に、
結露などのダメージから家を守れるので、
メンテナンスが少なくなります。

毎日、結露をふきとるのはとても大変ですよね・・・
毎日の窓ふき掃除から解放されますよ。

断熱性能の高い家は資産価値が高くなると同時に
経済的にも優位になると言えます。

 

みなさん、樹脂サッシは私はゼッタイおススメの窓です。

ぜひ、ご検討されてはいかがでしょうか。