以前、新築の家を建てるときには、
『通路スペース』や『行動&作業スペース』を考慮しましょう、と
お伝えした事がありますが、覚えていらっしゃいますか?
(過去の記事はこちら)
新築を考えていますが、メーターモジュールと尺モジュールの違いを教えて下さい。(福岡西店/浦田)
家の中と同じように、家の外周りにも必ず必要なスペースがあります。
それを今回はお伝えしたいと思います。
【洗濯物を干すスペース】
洗濯物をお庭ではなく、バルコニーで干す家庭の場合、
洗濯物を1列で干すのであれば、奥行きは1mくらいあれば大丈夫だと思います。
しかし、家族が多く、竿を2列や3列で干すのであれば、
もっと奥行が必要になりますよね。
また、リビングの前にテラスを作る場合、洗濯物干場としての用途であれば、
奥行の考え方は、やはり竿の本数等で考えられても良いかもしれません。
ですが、もしそのテラスでティータイムを過ごすなどの計画があれば、
テーブルやイスを置く広さや奥行が必要になりますよね?
【駐車場の広さ】
駐車場スペースを何台分とるかというもの大事ですし、
もし自転車やバイクの生活を考えられている人は、
それらを置くスペースも必要ですよね。
具体的に言うと、乗用車一台あたり幅が2.5m、奥行が5.5mくらいあれば、
ちょっとゆったりした駐車スペースになります。
ちょっと狭いかな!?と思う車でも幅2.3m、奥行5mくらいは必要です。
【家の外に置く設備機器】
家の外部には、給湯の種類によっても異なりますが、
エコキュートやガスボンベなども設置するし、
各部屋にエアコンを取り付けたら、その数だけ室外機も外部に置くことになります。
このようにいくつか挙げてみましたが、
案外、家の外周りにも、必要なスペースはたくさんあるものですね。
もちろん、家の外で過ごすわけではないので、
使いやすい間取りを作るのが一番ではありますが、
そのために車の駐車がギリギリとか、自転車を置くスペースがない・・・などとなってはいけません。
そういったことを防ぐためにも、住宅会社と打合せするときには、
洗濯物を干す、BBQをする、車や自転車は何台など、
具体的な用途を考えている場合は、必ず伝えるようにしましょうね。
最後に余談ですが・・・
私が1年点検とか2年点検とかにお伺いすると、
当初は計画になかった物置を購入されている方が半分くらいいらっしゃいます。
「もしかしたら買うかも・・・」と外部収納スペースは検討しておいても良いかもしれませんね!