建築をお考えの際に、家の金額はいくらかかるかな?と
単純に思われている方が多いのですが、
家を建てるときには、家そのものを建てる建築費以外にも、かかる費用がいくつもあります。

家を建てる業者さんによって異なりますが、
大きく分けると、家の建築費の他に、
『付帯工事費』と『諸経費』がかかります。

家の建築費は建築業者で坪単価が異なりますが、
おおよそ、家を建てるためにかかるお金全体のうちの約70%が家の建築費、
『付帯工事費』は約20%かかり『諸経費』が約10%となります。

そして、それぞれには消費税もかかってきます。

『付帯工事費』とは、
家に直接かかる費用で、「建築確認申請費」や「屋外給排水工事費」、
「地盤調査費」や「廃材処理費」などがあります。

『諸経費』は、
税金関係では 「登記費用」や「不動産取得税」があり、
保険料では 「火災保険」や「地震保険」もあります。

また、建築費を住宅ローンで借りられる場合ですと、
さらに「申込み手数料」、「保証料」、「つなぎ融資金利と手数料」など、
別途費用がかかってきます。

建築費以外にもこういう費用がかかってきますので、
建築業者に代金をしはらえば全て完了!というわけではありません。

こういったことも考えて、
建築を検討されるときはしっかりと資金計画を立てて、
もれの無いようにすることが大事ですね。

そのためには、やはり詳しく知る建築業者か、
銀行などに確認されると良いのではないでしょうか。