新築を考え始めると、和室の有無を考えますよね。
和室は日本の建築文化ならではの空間なので当たり前に
欲しい!という方もいらっしゃれば
そもそも自分たち今の暮らしに和室が必要なの?
という意見も最近では増えてきました。
和室が必要かどうかは、人それぞれです。
和室の利用頻度や、
用途で決まってくると思います。
和室が必要かどうか迷われている方のために
いくつか和室の用途についてご紹介いたしますね。
① 来客・応接室として利用
来客の頻度が多い場合は、
リビングと和室を完全に独立させた間取りでも
いいかもしれません。
来客の頻度が少ない場合は、
リビングと和室を隣接させて、普段はリビングと一体化で使用して
来客時に扉を閉めて、個室として使用できるような
可変性のある間取りをおすすめします。
② 子どもを寝かせるスペース、遊ぶスペース
子どもが小さなうちは家事をしながらでも
目が届くところに寝かせられるスペースとして和室を使用する方も多いようです。
その場合はリビングと和室を一体化で使えるような間取りがおすすめです。
お子様が大きくなったらおもちゃを広げて遊ぶスペースとしても使えますし
将来、寝室としても使用できます。
③ 家族構成が変わった際に便利
4LDK(1階にLDK・和室 2階に寝室・子ども部屋2つ)で建てた場合に
仮にお子様が3人に増えた、親との同居になったなど
ご家族が増えた際に和室を部屋として使用することができます。
このように和室の用途はさまざまです。
和室が要らない方のご意見としては
和室を設けずにその分LDKを広くしたい!
和室の畳が傷むのが嫌だ、メンテナンスが大変だから
という理由が多いようです。
和室の必要性を感じない方には
将来、畳スペースが欲しいとなった時には
置き畳をホームセンターなどで購入されて
LDKの一角においてもいいかもしれません。
和室の必要性を感じないと思っている方も
将来もし欲しくなった時にどこに畳スペースが設けられるのかを
事前に確認しながら間取りを考えてみてはいかがでしょうか?
ご家族にあった住まい方でご検討されてみてはいかがでしょうか。