近年、流行している家事室。
家事室は、食品、物の保存、アイロンがけ、裁縫をしたり、家計簿をつけたり、パソコンでレシピを見たり。
といった様々な家事を行いやすくする小部屋になったスペースの事です。
その他にも、LDK、キッチンをきれいに保つための収納の役割もあります。
大体、家事室はキッチンの近くや洗面所の近くに配置される事が多いです。
家事室には憧れるけれど、家事室を取ったらLDKや1階のスペースが狭くなるので、
そこまでして家事室が必要かどうか、決断しかねますよね。
せっかく作った家事室が、結局使われていないとか、物置になってしまわない為に、
家事室の必要性についてよく考えておかなくてはいけません。
はじめに家事室やそれに近いものの、様々な形をご紹介します。
・ひとつの小部屋のようになっている「家事室」パターン
・家事室のように小部屋ではなく、食品、物の保管場所として「パントリー(食品庫)」にするパターン
・小部屋の中にパントリー(食品庫)を作る「家事室兼パントリー(食品庫)」のパターン
大体この3つの形があげられます。
出来る事なら、どれかひとつは欲しいところです。
家事室については、まず第一に、
「どの家事をどの場所で行いたいのか」を考えましょう。
リビングで家事をしつつ子どもと遊んだり、というような方は、
家事室にするのではなく、パントリーがいいですね。
次に、「家事室にひとりこもって家事がしたいかどうか」です。
実際は家事室にひとりこもっての作業はさみしかったり、
子どもが小さいうちは子どもから目が離せなくて、家事室にこもれないという状態になったり。
家事室が冷暖房の行き届きにくい位置にあり、夏暑く、冬寒いからこもれなかったり。
そんな事も考えられます。
室内での洗濯物干し場所として家事室が必要だとか、
ひとりになれる場所が欲しいから家事室が必要だとか、
明確な理由があるなら家事室があっていいですね。
スペースを取るには明確な理由が欲しいです。
気の向くままに家事室をつくってはいけません。
明確な理由が無いと、結局無駄なスペースになりかねないからです。
便利そうだからなんとなく家事室が欲しい、ではなく、
使用目的がちゃんとあるから家事室が必要だ、という考えのもと
家事室をつくる事をお勧めします。