持ち家の方は家族との同居をはじめ家が古くなってきた、
修理する箇所が多くなってきたなど、様々な理由で建て替えや
リフォームを検討されていると思います。
リフォームだと住みながらに工事ができることが多いので
費用も抑えることができるのがメリットですが
大規模改修となると家を建替えるのと費用が変わらない場合もあります
リフォームか建て替えか・・・頭を悩ませますよね
それぞれの費用を見てから検討したいという方も多いと思います
家を建替える際には建物の費用以外にも費用が発生しますので
単純にリフォームする費用と建て替え時の建物の費用のみで
比較検討するのは大変危険ですのでご注意ください
では、建て替え時にどんな費用が発生するのか
まずは建物の費用とその建物を建てるために必要な
付帯工事費用ですね。これはハウスメーカーの請負となります
次に、仮住まいの費用。新築の工事期間中に生活する仮住まいが
必要な場合は引越し費用とあわせて、約半年分の家賃などが必要です
*賃貸に入居するときの諸経費もお忘れなく
そしていよいよ、これまでお世話になった建物の解体費用
建物を解体すると建物を壊しましたという滅失登記費用も
あわせて必要となります
もちろん、新築を建てるのでこちらにもどんな構造でどのくらいの広さ
の建物かという表示登記、誰の持ち物なのかという保存登記が必要です
住宅ローンを利用される方は抵当権設定登記費用も必要となります
住宅ローン利用の場合は、借入れ諸費用も忘れてはいけません
事務手数料や融資保証料、印紙代などです
お借入れ先によっては団体信用生命保険料が別途必要となります
その他には、地鎮祭費用や新調する照明・カーテンやアンテナ
家具、そしてポストや駐車スペースなど外回りの外構費用です
新築時には必ず地盤調査を実施しなければなりませんが
ハウスメーカーの付帯工事費用に含まれていることがほとんどです
その代わり、改良工事が必要となった場合にはその費用が発生します
いかがでしょうか?新築を計画される際には
どんなものにいくらかかるのか、総予算をしっかり
把握することが失敗しない一番のポイントです。
お建て替えの場合、建築予定地があることで
ご計画の総予算はかなり抑えることができます
これまでの生活で困っていた点を改善できるのも嬉しいですね
何より、新築でありながらこれまでと変わらない環境の中で
生活できるというのが最大のメリットではないでしょうか
リフォームにしても建て替えにしても
皆様の暮らしがより良いものになる価値は
何ものにも代えられないものだと思います