住宅の新築はもちろん、
リフォームでの外壁塗装の塗り替えで悩まれる方は
けっこういらっしゃいますね!
人の目にふれるところでもあり
皆さん慎重になりがちです。
しかし、メンテナンスで塗装の塗り替えが出来るという
点では逆に楽しみと捉えても良いのではないでしょうか!
では、外観の重要なポイントにもなる
外壁の塗装色選びについて
注意点を踏まえご紹介したいと思います。
まず、失敗の声として多く聞くのが
「イメージと違った!!!!!」・・・です。
このイメージというのが
そもそもどのようなものなのか!?
ここをはっきりさせておく事が大切でしょう。
基本、外壁色については
建築地地域の景観に規制や取り決めがない限り
個人の好みで選ぶことが出来ますが、
・建物の外観(和風・洋風など・・・)
・ご近所の家とのバランス
・屋根の色とのバランス
・外構(お庭まわり)とのバランス
など・・・考えなければならないことが色々あるため
単に自分の好きな色を選ぶというわけにもいきませんね!
また、家族それぞれの好みや要望もあるでしょうから
これらも踏まえたうえで、色決めをする際には
ご近所を見て回ってみるのも良いでしょうし、
カタログや資料などきちんと比較検討できるものを
揃えて話し合うことも大事です。
実際にイメージが固まったら
色見本による選別に入ります。
色の選別といっても
塗装の種類によっては仕上がりも違ってきますので
その辺も事前にチェックしておきたいですね!
例えば、和風の家であれば石目調の塗装などもあり
高級感が増します。
最近の傾向では、住宅のデザイン性もさまざまで
建物を主張するケースも多く
色を濃くする人も増えています。
あくまでも、ご近所の家とのバランスは考えていただきたいところですが・・・
色については・・・
見本はパソコンで見る色、カタログなど紙に印刷したもので
見る色、または、日なた 日陰で見る色
これらによっては同じ色でも実際の色とは
かなり違って見えるケースが多いので注意しましょう。
小さな見本で見る色合いと、家全体に塗装された色合いも
指定した色で塗装したとしても色の濃さも違って見えるように感じる
人が多いのも事実です。
自分が検討しているものと同じ色で塗装している
家を実際に見ることができるのがベストなのでしょうが
なかなかそう上手くはいきませんんで
最低、実際に塗装する塗料の見本で
日なた、日陰、少し離れて色味の確認をする!
これは実施してほしいところです。
家の外壁色は、塗り替える楽しみもありますが
「失敗したー」と思ってしまうと
次の塗り替えまで最低でも10年間は待つことに
なってしまいます。
素敵な家にするために
しっかりと事前準備を行い、大切な家の寿命も守っていただきたいと思います。