Q.太陽光発電って必要ですか?その②
前回の記事で、私が太陽光発電をオススメしているマニアックな理由
その①将来的に上がってしまうかも知れない電気代の削減について記載しました。
今回がその②
『どんどん高くなっている「再エネ賦課金」の削減』
これについて記事を記載しますね。
そもそもこの『再エネ賦課金』って何なんでしょう?
聞きなれない方も多いと思います。
『再エネ賦課金は、再エネ特措法にもとづく「再生可能エネルギーの
固定価格買取制度」により、再エネ電源で発電された電気の買取に要した
費用を電気料金の一部として、電気のご使用量に応じてご負担いただくものです。』
九州電力さんのHPには、上記のように記載されております。
これは九州に限った事ではなく、全国でこの定義のもと皆様が徴収されているんです。
ポイントは、持ち家か賃貸は関係なく、太陽光発電を利用しているかどうかも
関係なく、全ての世帯が使った電気量に応じて負担している…という事なんです。
いくらくらい負担しているんでしょう?
今年度の計算は・・・
『使用量(kwh) × 2.90円』です。
例えば、月に350kwhの電力を使用したご家庭は
350×2.90=1,015円となります。
え!?意外と高くない???
私もそう思います。
でも使用量の350kwhって妥当なの?当然の疑問です。
月に350kwhは、一般家庭であれば妥当です。
冬になればもっと増えてもおかしくないと思います。
でもご新築予定のお家は『オール電化』なのではないでしょうか?
もしそうなのであれば・・・使用量は冬・・・
800kwhを超えてもおかしくないんですよ?
使用量が800kwhになると賦課金は実に・・・
2320円!!
電気代じゃないんです。賦課金です。
話を元に戻して・・・
太陽光発電が必要かどうかでしたね♪
賦課金を払わないといけないこと自体は個人では
どうしようもない問題です。
だから、太陽光発電を搭載して、自宅の電力の大部分を賄い、
購入する電力の使用量を極力少なくしないといけないと思いませんか?
参考までに
この制度が開始された2012年。賦課金の単価は0.22円でした。
これが5年経過した2016年には、単価が2.25円と10倍になり・・・
今年度は2.90円。来年度も単価は上がると予想されています。
ずっと支払ってきた賦課金。これからもかかる賦課金。
ここに『今』注目していただきたいですね。
そんな賦課金が高くなったのに電気代がそんなに上がったように
感じていない方も、実は多いはず。それもそのはず・・・。
長くなるし、もっとマニアックな話になるので詳しくは書きませんが
賦課金が増える一方で、『燃料調整費』というものが
賦課金と同額以上マイナスされているんです。『今は!』
その燃料調整費のマイナスが減った時、皆さんは電気代が高くなったことを
実感されるのではないでしょうか?
いかがでしょう?マニアックすぎて面白くなかったかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。