色々なハウスメーカーをまわっていると
メーターモジュールや尺モジュールといった言葉を
よく聞きますよね。

今回のQ&A記事では、
メーターモジュールと尺モジュールについてご紹介させて頂きます。

モジュールとは、建築で設計上の基準となる単位寸法のことを指します。
このモジュールが主に2種類あり、
タイトルにもある「メーターモジュール」と「尺モジュール」に分けられます。

この二つの違いは、1グリッド(1区切り)の基準寸法の違いです。

メーターモジュールは、1グリッドを1000mm×1000mmで考えます
最近、大手メーカーはメーターモジュールを採用していることが多いようです。

一方、日本で古くから採用されているのが、尺モジュールです。
そんな尺モジュールは、1グリッドを910mm×910mmで考えます。

つまり尺モジュールはメーターモジュールに比べて
1辺の長さが90mm短くなるという点がポイントになります。

例えば、廊下やトイレを作った際に
メーターモジュールであれば、幅が90mm広く作れるということです。

メーターモジュールは、廊下や階段などの通路を幅広く設計できるので
バリアフリーと言った点が最大のメリットだと思います。
またトイレやお風呂などの空間も同様に広く作れます。

しかし、建物の価格と大きさは比例しておりますので、
廊下や水回りが広くなった分、
建物の値段が若干上がってしまう点はデメリットだと考えます。

ハウスメーカーによってプランニングが異なると思いますので
しっかり確認して検討しましょう。