ペットは家族の一員としてかけがえのない存在ですよね。
なのでペットにも配慮したお家づくりは大切だと私は思います。
では、ペットに配慮した家づくりとはどんなものでしょうか。
それは、ペットの習性を知る
というのが大きなポイントだと思います。
今回は、主に犬と猫についてお話させて頂きます。
まずは、犬の習性について
1.走る・ほえる
犬が滑らないようにタイルにかえたり、
鳴き声が外に漏れないよう遮音性の高い外壁を使用する等の
対策をとると良いでしょう。
2.マーキング
この習性については、おしっこなどの汚れやシミ、ニオイの
つきにくい建材を選びましょう。
3.かじる・ひっかく
犬が壁やドアをひっかいても傷がつきにくい建材を用いて
建物を美しく保つ工夫をしましょう。
4.抜け毛・ニオイ
犬の毛を舞い上がらせない様に床暖房を搭載したり、
ニオイを除去する換気システムが有効です。
つづいて、猫の習性について
1.走り回る
猫は上下の動きを好みますので、
キャットタワーやキャットウォークを作ってあげましょう。
2.ツメを研ぐ
この習性については、ツメ研ぎに耐える腰壁パネルを採用すれば
室内の美観を保てます。
3.毛玉をはく
猫は胃に溜まった毛玉を定期的に吐く習慣があります。
ですので、汚れが染み込みにくく、落としやすい建材を選びましょう。
4.抜け毛・ニオイ
この習性については犬と同様です。
こういったペットの習性を考慮するだけでも、
ペットにとっては快適な空間になると思います。
さらに快適に過ごすためのアイテムをいくつかご紹介します。
小窓付き室内ドア
ドアを締め切っていても、ペットが自由に行き来できるように
小窓が付いているドアです。
室内で飼っているペットの運動不足解消にもなります。
ペット対応洗面化粧台
小型の犬や猫を飼われているご家庭でおすすめです。
ボウルの底面がフラットになっているため、
小さな犬や猫のシャンプーに最適です。
ペット対応水洗柱
シャワー付きのホースや小物を掛けるフックなど便利な機能が満載です。
散歩後の足洗いや、抜け毛の時期で室内で洗うのはちょっと・・・
というときにすごく便利ですね。
このようにぺットと暮らす家とは、
人とペットの快適な暮らしのために
さまざまな工夫こらした住宅のことです。
ただペットが飼える家ではなく、
ペットにとって安全であることはもちろんのこと
住む人の快適性や利便性にも考慮し、
またご近所の方や来訪者にも配慮した
快適な共生空間であることが大切です。
ですのでペットの習性をしっかり理解したうえで
素敵な家づくりをされてくださいね。