すっかりDIYが定着し、DIYが好きな方は
マイホームも自分の手で作りたい！
と思う方も多くなってきました

各メディアでもリフォーム番組などが増え
大変そうだけど、自分もチャレンジしたいと
つい妄想してしまいますよね

ネットなどで検索すると
自分で作る家づくりとして
『ハーフビルド』という言葉を目にします

『ハーフビルド』とは
新築の一部を業者にお願いし
残りを自分達でつくるあわせ技です

建物の大事な骨組みや危険を伴う作業
また、電気工事のように免許がないと
できない工事を業者にしてもらいます

そして、残りの工事を
自分達の手で行い建物を
完成させる建て方です

自分達で材料を集めるので安く家を
建てることが出来るのではないか
と思う方が多いようですが・・・

本格的に材料の発注から自分達で
しようとすると・・・ついこだわってしまい
費用が膨れ上がってしまうこともあります

もちろん、費用と合わせて完成までの
時間や労力もかかってしまいます

ハーフビルドにも様々なスタイルがありますが
中でも内装などの比較的簡単にできる
仕上げ工事のみするという方法もあります

私も実際にお施主様のご要望で室内の
壁の一部を未完成にし、お引渡し後
お施主様に仕上げて頂いたことがあります

壁の一部の内装仕上げでしたら
お休みの日に家族みんなで作業し
完成させられる範囲ですよね

それに一番大事なお家の躯体構造は
ハウスメーカーの保証つきでですので
安心して住むことができます

ハウスメーカーによって対応できる範囲や
保証内容などは異なりますので
必ず事前に確認してください

どこまでの範囲を自分達で作るのか
ハーフビルドの場合その見極めは
本当に必要なポイントです

工事の内容だけでなく保証や
家の構造としての安全性能
住んでからの快適さなど

長く住む家だからこそ
考えなければならないことは
専門的なことも含め多岐に渡ります

また、自分で工事を行うということは
失敗をすることもあればけがをしてしまったり
途中で投げ出したくなる日もあります

費用や工事内容、工事期間など
ハウスメーカーの担当者やご家族と
しっかり話し合ってみてください

皆様の住まいづくりに
お役に立てていただけると幸いです