以前の記事でもお話ししましたが
最近ZEHの事を意識しながら家づくりを
検討されている方が増えています。
ZEH仕様にすればお家の性能が上がるという事も
ポイントではありますが、もう一点皆さんが気にしているのが
『補助金』です。
『ZEH仕様ならば125万円という高額の補助金が出る』
ZEH補助金を希望している方でほとんどの方が勘違いをされていました。
それは「ZEHの基準をクリアし、先着順も考慮して早めに出せば
補助金は貰える」という事です。
これは大きな間違いです!!
ZEHの基準をクリアするだけでは、準備不足の可能性大!
ZEHの補助金交付は先着順という事は、ほとんどの方がご存知でしたが、
肝心の“数値をクリアしても補助金が受けれない可能性がある”
という事は聞かされていない様子でした。
もちろん補助金を受けるための数値の基準はありますが
優先的に補助金を受けられるのは、
数値をクリアした早めに補助金申請をした人ではなく
高い数値でZEH設定をして早めに補助金申請をした人です。
要するに、より性能の高いお家を施工された方が
補助金を受けやすいという事です。
ですが、ZEHの数値を上げるという事は、
その分施工費は上がります。
しかも、ここまでの数値だったら確実に
補助金が貰えるという決まりがない分
お金を掛けても補助金が貰えないというリスクがあるのです。
ZEHの補助金申請は基本的に間取り、
お家の仕様が決まっていないと出来ません。
その為、補助金を受けるために
急ピッチで全て決めたのに補助金が貰えなかった!
なんて事が起こる可能性だってあります。
もしもZEHの補助金申請を考えてる方は、
上記の点を考慮してZEH仕様にした時の金額と、
どこまで数値を上げていくかをしっかりお考えになった方がいいと思われます。