マイホームを検討される際
みなさんは何を優先されますか？

予算？
間取り？
デザイン？
断熱性能？

きっと答えは
それぞれのご家族で
変わってくるかと思います

 

私がモデルハウスで
お客様をご案内させていただく際
「断熱性能が気になります！」
と言われる方、非常に多いんです

「高気密・高断熱」という言葉を
目にすることが多くなったことも
あるのかと思います

 

今回は、断熱性能を表す数値
『UA（ユーエー）値』について
ご紹介いたします

UA値
聞かれたことはございますか？

UA値とは
「外皮平均熱貫流率」のことで
建物の断熱性能を表す値です

 

少し前までは
「Q値」という数値で
断熱性能を表していましたが
Q値に代わる指標となっています

 

では、建物の断熱性能を
どのように表しているのかというと
家全体の熱の出入りのしやすさで表します

建物内外の温度差が1℃の場合の
建物の部位ごとの熱損失量の合計を
外皮などの面積の合計で除した値をいいます

以上の計算から導き出されたUA値が
小さいほど熱が逃げにくく
断熱性能が優れていると言われています

 

熱の出入りが考えられるとすると
外部と接している部分
つまり、外壁や窓、屋根や床と考えると
わかりやすいかと思います

その部分から逃げる熱量の合計を
外部と接している面積で割るというわけです

つまり、断熱性能が優れている
外壁や窓などの部材を使用していれば
逃げる熱量は少ないので
UA値も小さくなるというわけです

では
UA値がどれぐらいの数値であれば
良いのでしょうか？

省エネ基準によると
福岡県であれば0.87という数値が
基準となっています

 

以前のQ値は
建物から逃げる熱量を外皮面積で割るのではなく
延床面積で割って計算をしていました

Q値も数値が小さいほど
断熱性能に優れています

現在は
Q値ではなくUA値で断熱性能を表すことが多いので
ぜひ、参考にされてみてくださいね