2階のある家や小屋裏のある家には必ず付いている階段ですが、
実は階段には色々な種類があります。

直階段
まっすぐに上がり下がりするタイプの階段です。
階段の動線が短くなりますが、もし足を踏み外してしまうと
下まで落ちてしまうかもしれない所は注意が必要です。


かね折れ階段(折まがり階段)。
L字型に折れているタイプの階段です。
直階段に比べて安全に感じられます。


折り返し階段(まわり階段)。
U字型に折れているタイプの階段です。
途中で向きが180度変わるので、足を踏み外しても
途中で止まるのはメリットです。
でも、階段部分に面積を取ってしまう所や、
大きな家具を2階に運びにくい所はデメリットです。


らせん階段
くるくるまわって上がり下がりするタイプの階段です。
見た目はキレイで個性的ですが、
真ん中に近い側の踏み板が狭い所はデメリットです。

ここまでは、階段の形のお話しでしたが、
形だけでなく、踏み板部分にも種類があります。

一般的な箱型階段
階段下を階段下収納に出来るタイプの
階段です。

階段の蹴込み板が無く、上がるときに向こう側が見える
ストリップ階段(スリット階段やオープン階段とも呼ばれます)
光を遮らない階段で、デザイン性があります。

素材が木なのかアルミなのかでも感じが変わります。

他にも、ミックスする形の階段もあります。
例えば、木とアルミの両方を取り入れた階段にするとか、
箱型階段とストリップ階段の両方を取り入れた階段にするとか。

一般的に多いのは、木製の箱型階段ですが、
デザインを重視するか、機能性を重視するか
階段の種類や形は変わってきます。

注目されることの少ない階段ですが、
注文住宅でご検討される場合は、
階段についても色々と考えてみるのも良いのではないでしょうか。