何十年と長く住み続けていくマイホーム

今住んでいる場所ではなく、地元に戻って家を建てたい
転勤先に家を建てたい、住みたいと憧れている場所に家を建てたい… など
理由は様々ですが遠方に家を建てたいと考えている方もいらっしゃると思います

そこで今回は、県外など遠方で家を建てるときに
気をつけておきたいポイントを5つご紹介させていただきます

 

①入居する時期

マンションや建売と違って、注文住宅は何もない状態から
一から家を作っていかなければいけません

ですので、引越しと同時に新居に住みたいという場合は
事前に入居したい時期を決め、余裕を持ったスケジューリングが重要となります

実家の建替えや、両親の持っている土地などに建てるというわけではなく
土地から探していく場合は、すぐに土地が見つからない可能性もあるので
より計画的に、家づくりを進めていきましょう

 

②施工会社さがし

ある程度入居する時期が決まったら、まずは施工会社さがしから

ここで注意しておきたいポイント
◎遠方に建てることはできるか?
◎遠方に建てた実績はあるのか?

せっかく気に入った施工会社が見つかっても
そもそも遠方に建てることができなければ計画は成り立ちません

初期の段階で、遠方に建てることが可能かどうかは必ず確認しておきましょう

 

 

ちなみに全国展開しているハウスメーカーでも
管轄エリア以外の建築は難しいケースがあります

~ 例えばユニバーサルホームの場合 ~
「福岡県に住んでいるけど、山口県に住みたい」
→福岡の会社では施工できないため、山口のユニバーサルホーム店舗へご紹介
 それからは山口の店舗の担当者と打ち合わせを進めていく

…といった形になります。
基本的には、今住んでいるエリアの店舗ではなく
住む予定のエリアの店舗と進めていただくケースが多いです
(※あくまでも一例で、会社によってやり方は違ってきます)

 

遠方だとしても、展示場へは実際に訪れることをおすすめします
自分たちの目で見て、触れて、そのうえで納得できた会社に建築を依頼しましょう

 

③土地さがし

一から土地を探す場合、遠方にいながら土地を探していくというのはなかなか難しいもの
土地を見て回るために日程の確保をしなければいけませんし、交通費もかかってきます

ですが、この先何十年とその場所に住むことになりますので
必ず出向いて自分達の目でちゃんと見てから決めましょう

今はネットで色々情報を集めることもできますが
土地の雰囲気や周辺の環境などは実際に見てみないと分からないことが多いです

また、自分達だけでは判断が難しい部分もあると思うので
施工会社の担当者に協力してもらい
土地の情報や、周辺環境など一緒に確認していけたら、より安心できると思います

 

④打ち合わせの進め方

施工会社によって打ち合わせの仕方は異なります

自分たちが施工会社へ来店するのか
もしくは施工会社側が、今自分たちが住んでいる場所へ出向いてくれるのか…

いずれにせよ、高頻度での行き来は難しいため
通常のスケジュールよりも長めに日程を組んだり
1回の打ち合わせの中で沢山の内容を決めたりします

昨今では、図面などもメールやLINEで送れたり
ZOOMなどを使ったオンラインでの打ち合わせも普及しているので
昔に比べると、遠方に住んでいる方も家づくりがしやすくなったように感じます

 

⑤建築中のこと

いよいよ工事が始まって、あとは家が完成するのを待つだけ…!
しかし、施工会社にまかせっきりにするのは避けた方がよいです

もちろん頻繁に建築現場へ足を運ぶことは難しいですが
自分たちが見えていない分、工事がきちんと進んでいるのかどうか心配ですよね

担当者さんには、工事の進捗や現場の状況など
なるべく報告をしてもらうようにしましょう

そうするとトラブルも回避できますし
自分たちにとっても、施工会社にとっても
安心して気持ちのよい家づくりができます

 

長くなりましたが、以上が県外など遠方で家を建てる場合のポイントになります

遠方に住んでいる分、思うように打ち合せが進められなかったり
正直、大変なこともたくさんあるかと思います

ですが、それを乗り越えた先には
新しい場所での新しい生活が待っています

ぜひ、楽しみながら家づくりを進めていただければと思います

今回の記事が少しでもご参考になれば幸いです