せっかく新築を建てるなら無垢床を使いたい!と
無垢床に憧れを持っているお客様は多くいらっしゃいます。
おしゃれなだけでなく吸湿発散性にすぐれ
癒し効果もあり、しっかりとメンテナンスを行うことで
何十年も付き合っていける天然素材。
今回はそんな無垢床についてご紹介いたします
【無垢床の種類】
まず無垢床は大きく分けて3種類あります
①無垢フローリング
一枚の木材から加工して作られます。
乾燥時期は木が縮み、フローリングの間に
わずかな隙間ができる可能性があります。
②三層フローリング
台板(無垢)の上に無垢厚張りの表面板を
張り合わせて作られます
湿度の変化による収縮は
無垢フローリングに比べ1割程度と言われています。
③複合フローリング
合板でできた台板の上に
表面板を張り合わせて作られます
収縮が少なく、床暖房フロアによく利用されます。
続いて、使用されている木材について
【木材の種類と特徴】
~メープル材(楓)~
「木の真珠」とも評されるほど
木肌に美しい光沢をもつと言われています
優れた硬さと弾力性も兼ね備え
木肌はさらりとした絹のような足触りで
居心地の良い住まいを作り出します。
ギターのネックやバイオリンの裏板
万年筆などにも使われています。
~オーク材(楢)~
森の王と呼ばれるほど
圧倒的な生命力をもっています
樹齢500年を軽々と超える生命力を持ち
重量感があり、耐久性や耐水性に優れている材質
力強い粗目の木目は存在感があります。
ヴェルサイユ宮殿や、ノーベル賞受賞祝賀晩餐会が
開催されるストックホルム市庁舎など
歴史的建造物に多く採用
~ウォールナット材(くるみ)~
チーク、マボガニーと共に
『世界三大銘樹』として
重厚さと気品を感じさせる
落ち着いた色合いと美しい木目が特徴
硬く粘りがある一方、軽く扱われやすく、
ヨーロッパでは16~17世紀にかけ家具や調度品
「富の象徴」と言われ、楽器や銃創にも使われます
~バーチ材(樺)~
木肌の美しさが特徴
緻密で光沢のある美しい木肌が特徴。
狂いも少なく加工性が良く、
傷や衝撃、水にも強いのが特徴です。
また比較的に年数を経ても
色が変わりにくいのも特徴です
以上が無垢床の種類と特徴です
いかがでしたか?
ここでは無垢床の一部をご紹介させていただきました
まだ他にも種類がありますので、
モデルハウスやショールームなどで
実際に貼られているもの見られると
わかりやすいかと思います。
無垢床をご検討の方にお役立ていただけますと幸いです。