注文住宅を検討される中で、
「配線計画」と言う言葉を聞くと『?』となりますよね。
ここで言う配線計画とは、
照明を取り付ける場所・電気のスイッチ・コンセントなどを
どこに・何ヵ所設置するのかと言う計画の事です。
間取りや内観などが決まり、
最終段階になってから配線打合せをすることが多いので、
意外に見落としがちな計画になる方が多いようです。
注意をしておかないと、コンセント不足や、
逆に多くつけすぎて普段使わないなど、
後悔をしてしまうかもしれません。
そこで今回は、失敗しない配線計画をする為のポイントをお伝えします。
【その1】『生活動線をイメージしながら家族で検討』
まずは、家族の日々の動きをイメージしてみて下さい。
例えば、朝起きてキッチンで朝食の準備(炊飯・コーヒー・レンジ等々)
洗面所でドライヤー・髭剃りを使う。
掃除を始める、など・・・
家族の動きを確認しておけば、必要なスイッチ・コンセント数など、
使い勝手が良い配置が分かってくるかと思います。
間取り図面に家具や家電等を入れておくと
よりイメージしやすいと思います。
【その2】『電気のスイッチは動線に沿って計画』
【その1】を含めて生活動線をイメージしながら考えみましょう。
例えば夕方に帰宅した際に玄関~LDKに行くまでの流れ、
就寝前のLDK~廊下~寝室の動きなどは、
電気のスイッチを数回押すことになります。
無駄な動きをしなくてよい操作が出来る計画をしましょう。
また、深夜・早朝にトイレや階段なども安全に使用できるか、
昼間だけではない暗い時間帯をイメージすることも大切です。
【その3】『コンセントにどのような器具を使用するか』
使用する部屋・空間・常時使用するのかなど考えてみましょう。
家事や掃除する場所や、TVなどの映像関係・PC・携帯など、
『ここにコンセントがあったら良かったのに…』にならないように、
コンセントの個数や使用用途を考えて計画しましょう。
最後に現在だけではなく、
家族の将来的な暮らしの変化をイメージするのもお忘れなく。
ライフスタイルの変化があったとしても
対応できるようにしておけば安心ですよね。