新築一戸建てを検討される方々に
『木材』をふんだんに使用したお家は今でも
根強い人気があります。
例えば、外観からしてログハウスのようなお家が
お好みなのであれば、それをつくれるメーカー、
もしくは工務店は限られています。
しかし、外観ではなく内観で『木の感じを出したい!』
と言われる方も少なくありません。
内観に関しては木の雰囲気を出す方法が
沢山あります。今回はそれぞれの方法と仕上りを
画像を使ってご説明していきますね。
方法その①…木目調のクロスを使う
この方法は、木目感を出したい方々が一番多く
使っている方法だと思います。
クロスの為、種類も豊富ですし商品によっては
金額的にも低めに抑えられます。
木目もかなり細かく描かれているので
本当の木を貼っているようにも見えます。
方法その②…床材を壁、天井に貼る
「床材なのに、壁や床に貼るの?」と
疑問に感じる方もいると思います。
仕上り画像です↓
写真で見ると「クロス貼りタイプに似てるなぁ」と
感じる方もいらっしゃると思います。
実際は本物の木の質感を感じられる事や
床材の微妙な凹凸が確認出来る事から高級感はアップします。
その分、費用もクロスに比べると高額です。
方法その③…木の装飾材を貼る
上記の床材等ではなく、壁面等に装飾として使う専用の
木材があります。
仕上り画像です↓
いろいろな種類の模様、色合いがありますが
床材、クロスに比べると表面の凹凸が多く、
トップライトや関節照明を当てると、その凹凸がより鮮明になり
とても高級感があります。
これまで紹介した内容のなかでは、種類によるでしょうが
一番高額な方法ではないかと思います。
方法その④…梁、桁を見せる
天上の一部の高さを上げたり、吹抜けをつくった時に
梁や、桁をあえて見せる事でも木の雰囲気を出す事はできます。
仕上り画像です↓
雰囲気はいいですが、この方法には注意点があります。
それは『火災保険』についてです。
火災保険金額を抑えることができる省令準耐火構造に
なりますと、柱や梁等の木肌をそのまま出していると
省令準耐火構造として認定されず、保険金額が通常の金額に
なってしまう事があります。
その点は、お家を建てるメーカーさんにしっかり確認してください。
以上が、木目を沢山出す方法になります。
是非今後のご参考にされてください。