旗竿地とは、名前のとおり
旗と竿でできたような形状の土地
敷地延長ともいいますね
土地探しをされている方であれば
一度は目にされたことが
あるのではないでしょうか
そして
旗竿地のイメージはあまりよくないかも…
と感じている方も多いのではないでしょうか
そもそも旗竿地は
土地の区画割りの際に
敷地が2m以上道路に接する必要があるため
やむを得ずできた土地です
今回は、旗竿地の
メリット・デメリットをご紹介します
【メリット1】エリアの相場より
比較的安く購入出来る場合が多い
敷地と道の接している間口が広ければ
もちろん使いやすい土地ですよね
旗竿地は、その間口が狭いため
土地の価格も下がってきます
エリアの相場が高くてなかなか踏み切れない!
と感じている方は
気にかけてみるの良いかもしれませんね
【メリット2】道路から見えない
不特定多数の方が利用する道路から
建物が見えないことを
魅力的に感じる方も多いようです
もちろんこの内容を
デメリットと感じられる方も
いらっしゃいますよ
【デメリット1】採光や通風の工夫が必要
旗竿地で多いのが
周囲4面を建物で囲まれていることです
そうなると必然的に
採光や通風の工夫が必要になってくるかと思います
採光であれば
南側の建物は平屋なのか?2階建てなのか?
ご自身の建物との距離はどれくらい確保できるか?
などの確認が必要です
場合によっては
ご家族が集まるLDKには
吹き抜けやトップライトを設けるなどの
工夫をされるのもよいでしょう
通風に関しては
各部屋2面に窓を設けたり
あるいは縦滑り窓といって
風の向きを変える窓を採用されるのもオススメです
よく目にする引き違い窓は
窓に角度をつけて吹く風の取り込みは可能ですが
窓と平行な風向きの風を
部屋に取り込むことはなかなか厳しいんです
しかし
その引き違い窓を縦滑り窓に変えるだけで
換気量は約4倍になるそうです
さらに
その縦滑り窓をもう1つ増やし横に並べると
換気量は引き違い窓の時のなんと約20倍以上!
窓を変えるだけでも
快適さが変わりそうですね
【デメリット2】建築費用が上がる
旗竿地になると
通路(竿)の部分が狭い場合も多いかと思います
そうなると、建築工事に使用する重機が入りにくいなど
工事に支障が出てくることも考えられます
大きいトラックではなく
敷地に搬入可能な小さいトラックを使用したり
人力になったりと、費用が上がる場合もあります
また、水道管などの工事も
通路部分の距離が長いと
その分、工事費用がかかってしまいますね
メリット・デメリットは
ご自身の優先順位を考えたときに
メリットと感じる方もいれば
逆にデメリットと感じる方もいるはずです
例えば、
通勤の際に毎日車を使用するご夫婦の場合は
旗竿地での縦列駐車は、厳しいかな…と感じるけど
休日しか車を使用しないご夫婦は
旗竿地での縦列駐車を
そこまで苦に感じられない場合もあるでしょう
こういった感じです♪
何が最優先かを考えることで
旗竿地も魅力的な土地に変わるかもしれませんね