新築する家の間取りを考える時、
多くの人がぶつかる『トイレは1つか2つか』問題。
新築する前の、今現在2階建ての家のお住まいの方よりも、
アパート・マンションにお住まいで、
今回2階建てを計画する方のほうがトイレの数で悩むことが多いようです。
アパートだと、
1フロアで、トイレは1つですよね。
しかし、部屋数が増えて2階建てになる場合、
生活するフロアは2つになり、
それぞれの生活動線がうまれます。
そのことから、
”2階にもトイレが必要なのでは”という考えに至るのです。
実際に、2階建ての家にはトイレは2つあることが多いです。
一方、平屋の場合は家族の人数にかかわらずトイレは1つが多い、
というのも、1フロアであるということを考えると納得いくところです。
ここで、当然あるであろう、
トイレが2つ場合のメリット、デメリットをまとめておきます。
【メリット】
・トイレが2か所あれば、朝の家族トイレ待ち渋滞は解消されます
・寝室を2階にした場合、小さい子でも夜一人でトイレに行きやすいです
・思春期になると気になるトイレ前後の臭い…も気にしなくてよくなるでしょう
【デメリット】
・掃除場所が増えるし、すぐに汚れるので掃除時間も増えます
・トイレを追加するのですから、建築費用は増えます
・トイレのスペース分、収納や部屋を削ることになります
以上のメリットもデメリットもよくわかっていただけるとは思いますが、
結局、実際にウチのトイレはやっぱり2ついるのか、
それとも1つでいいのか…
それの決め手のひとつとなるのが、
家族の人数
だと思います。
3人家族であればトイレは1つでも足りますが、
4人以上の家族であれば、私は2つをおすすめします。
もちろん、家族の生活時間や、
トイレではゆっくりしたいという方がいるなど、
住む人の生活スタイルもよく検討しましょう。