前回は照明器具の配灯についての記事を書かせていただきましたが
今回はオススメの照明器具について記事を書こうと思います。
オススメの照明をご紹介する前に、そもそもですが
『照明器具の役割』ってなんなんでしょうか?
これを考えてみましょう。
照明器具の役割
大きくは下記の3点ではないでしょうか?
①必要な明るさをとる
②心理的・生理的な効果
③空間の雰囲気を演出
①必要な明るさ
例えばコンビニに行ったときに
妙な薄暗さを感じると、どう思われますか?
薄暗い会社の事務所、明る過ぎるレストラン、
薄暗い美容室、明るいお化け屋敷・・・。
適切な明るさをとるのが照明器具の大きな役割なんです。
②心理的・生理的な効果
朝の光は、目覚めてから身体を活性化させてくれますし
夕暮れ時の光は気持ちを静めてくれます。
照明も同じで、明るさの色や強さで身体的・生理的に
体調や気持ちが変わるそうです。
食事の時と勉強の時では明るさの色も強さも違いますし
女性の方だとお化粧をする時は明るい方がいいんですよね?
明るさには身体的・生理的な効果があると言われています。
③空間の雰囲気の演出
これは前回の記事で書いた内容なので割愛しますが
照明器具でお部屋の雰囲気はガラリと変わります。
同じ部屋でも用途は様々。用途に応じたライトで
空間の雰囲気を演出しましょう。
さて、本題のオススメの照明器具・・・ですが、
今回は②の身体的な効果に焦点を当ててご紹介をします。
最近のお子様は『遅寝早起き』の子が増えているという話を
聞いたことはありませんか?
私自身、若干心当たりがあるのですが・・・。
最近は、お子様もタブレットや携帯電話で動画を観たり
ゲームをしたり、SNSをする子がすごく多いんです。
携帯やタブレットの画面を長い時間みて、そして照明器具も
明るすぎる事で、夜眠れない事が多くなっているんです。
そこでオススメしたいのが『調光』と『調色』です。
調光とは、明るくしたり暗くしたり光の強さを調整できる事。
調色とは、光の色を変えられる事なんです。
調色がポイントになるのですが、照明器具の色は
大きく3つの色に分かれます。
昼白色と言って、蛍光灯のような白い光。
電球色というオレンジ色の光。
そして温白色という、中間の色。
シーンに応じてこの3つの光の色を使い分けお子様の
遅寝早起きを予防しましょう。
全ての照明器具をこのような器具にする必要はないのですが
例えばLDK・・・と考えた時、どのように使うのか?
お子様が帰宅し、リビング学習の一環でダイニングテーブルで
宿題をする時は昼白色で明るい状態でお勉強をします。
宿題が終わり、食事の時間になったら、温白色や電球色に変えて
少し明るさも抑えた状態で晩御飯を食べる。
食事が終わりTVを観たりくつろぐ時間帯になると、そのまま
電球色の色で、寝る時間が近づくまで、だんだん明るさを
暗くしていく事で、眠りに入りやすい効果があるそうなんです。
今はシーリングであれば、ほとんどの器具ができるように
なっていますが、ダウンライトやブラケットになると
調光・調色ができるものと出来ないものがあるんです。
器具そのものはシーリングでもダウンライトでも構いません。
お好みで選んでもらって大丈夫ですが、オススメの照明器具は、
このように調光・調色ができる器具もご検討くださいね!