お客様とお打合せする中で、一番のご要望が多いのが収納です。
やはり、家を建てるきっかけが、物が多くなりすぎてとか、
お子様のおもちゃが増えてしまってとか、どうしても物が
増えすぎて収納に収まらなくなるケースが多いよいうです。
建物は大きすれば、解決しそうですが、建物を大きくすると
予算が上がってしまいますし、これでは何の解決
にならないですよね。
限られたスペースの中で如何に収納を取るかが重要だと思います。
そこでご紹介したいアイデアがありますのでご参考にされて
下さい。
①壁厚を利用する収納
壁厚が約12センチ程ありますが、その厚みを利用して
収納にします。壁厚収納にはいろんなタイプがありますが、
書棚タイプだと単行本が約160冊は入ります。
幅約30センチ高さが178センチぐらいです。
階段の腰壁を利用するのもいいと思います。
マガジンラックタイプもありますが、料理本とか新聞
とかも収納できます。
対面キッチンであれば、腰壁を利用して足元に設置
すると便利です。
扉が付いた収納タイプもあります。中を見られたくない
場合はオススメです。
②シートカウンターを利用する
例えば、トイレの両壁を利用し頭が当たらない所に
設置するようにする。
2段ほど付けると便利ですよ。
テレビの上の部分に設置する。写真を飾ったり、本を
置いたりするのに便利ですね。
ベッドの上に取り付けると、目覚まし時計、携帯、
雑誌等を置くのも便利だと思います。
③奥行30センチの可動棚
何かと便利に使えるのが、可動棚です。収納する用途に
合わせて高さが変えれてすごく便利です。
キッチン廻り、洗面所、納戸、リビングとかにも
設置すると便利です。奥行は余りいりません。
④クローゼットの中を工夫する。
一般的にクローゼットの中は枕棚とハンガーパイプを設置
すると思いますが、ここでオススメしたいのが、
収納パーツです。
例えば、収納の半分は枕棚とハンガーパイプで半分は引き出し
タイプが付いていたり、腰高にもう一本ハンガーパイプが
付いていたり
用途に合わせた収納パーツが沢山あります。
空いてるスペースを有効利用すると言うことです。
⑤屋根裏収納・下屋収納を利用する。
どうしても収納が取れない場合は、屋根裏収納を
オススメします。
2階天井に収納階段を付け屋根と2階天井の間を利用し
収納にします。
高さは余り取れないのですが、収納力は抜群です。天井の高さ
1.4m以内にすれば床面積に入りません。
2階の床面積の半分まで設置することが可能です。
ご予算に合わせて広さを考えたらいいと思います。
下屋収納については、1階が広く2階が狭い場合にしか
設置できませんが、
1階部分に2階が載っていない部分に設置出来ます。
屋根裏収納とは違って出し入れするには便利だと思います。
建物を出来るだけ大きくしないで収納を増やすアイデアを
ご紹介しましたが、是非ご参考にして下さい。