新築の間取りを考えてるんだけど、家相 は大丈夫って
親から言われてしまって・・・

鬼門 に注意しておかないと家族に災いが及ぶって本当?

鬼門 って日本人だけが気にする迷信なの~?

新築の間取りを決めるとき、頭を悩ませる 『鬼門・・・』
家相を知らなくても、鬼門 という言葉は
耳にされたことが、おありではないでしょうか。

知らなければ気にならなかったものを
知ってしまったばっかりに・・・・

プランニングに大きな影響を与えてしまう 『鬼門』
ここでは、それがどういったものなのか
少しお話してみましょう。

家相のことは、あまり知らなくても
相性の良くない場所のことを、「あそこは鬼門だ」 なんて
言い方をしませんか?

東西南北の方位を思い浮かべてください。
北を真上にして真下に線を引き
その線に交わる東西の線を引いたとします。

その交点を通る、東北から その反対方向の南西に
線を引きます。
その東北側を 表鬼門、南西側を 裏鬼門 と呼びます。

線の中心から左右に30度づつ、60度の範囲に
入れてはいけないものがある・・・というのが
鬼門 の簡単な考え方です。

いつから 鬼門 は存在するのでしょうか?

はっきりした起源はわかっていないようですが
中国から渡ってきて、日本で独自の変化を遂げた
考え方のようです。

東北方面から攻めてくる遊牧民を恐れた
中国・秦の始皇帝が東北には 「鬼がいる」 と言ったことが始まりだとか、
陰陽五行説から来たとか、諸説さまざまなのが 鬼門 の始まりです。

日本人に一般的に広がったのは、江戸時代の後期のようで
書籍の発達とともに、表鬼門・裏鬼門 の考え方が
庶民に浸透していったようです。

表鬼門・裏鬼門 のどちらかに
玄関や台所・浴室・トイレなどを置くのは凶相である・・・
というのが一般的な家相の考え方ですが、
その根拠はよくわかっていません。

しかし、裏鬼門 にキッチンを配置すると
奥さんが病気がちになったり大怪我をする・・・なんてことを聞かされると、
根拠はないとわかっているはずなのに気になってしまう ものですよね。

新築を検討する中で、広い敷地を所有していて
家の作り方が何通りもできるという方は稀で

土地の形状・方位・建物や土地の予算など、
条件がが限られてる方がほとんどです。

そんな中で 鬼門・裏鬼門 をうまく避けたプランが出来れば良いのですが、
鬼門 に重きをおきすぎて住みづらい間取りになったり、
使い勝手のよくない配置になるなんてことは避けたいものです。

鬼門 の考え方に、はっきりとした根拠はありません。
しかし一度気になったら、気になって仕方がないのが鬼門です。

新築を依頼される先の設計担当者に十分その旨を伝え
じっくりと検討してみてください。

どうしても 鬼門 に入ってしまう時は、
色々な方法でその影響を弱めることもできるようですので
担当の方に相談してみられるとよいでしょう。

全ての 家相鬼門の凶相 がなくなるお祓いのやり方もある ようですよ。

使い勝手が良く、住みごこちの良い間取りができるのが一番です。
『鬼門』 とうまく付き合って、素敵なマイホームを手にしてください。