床材=フローリングの材料として、
無垢のフローリングと合板のフローリングがありますが、
どっちがいいの?とよく問い合わせをいただくことがあります。
そこで、下記で主な特徴を書いていますので
良かったら参考にして下さい。
◆合板フローリングの特徴◆
薄い木の板を接着剤で何層も貼り合わせた板のことです。
メリットとして・・・
・表面をコーティングしておりキズが付きにくい
・何枚もの木を貼り合わせており乾燥による収縮がない
・色んなデザインがあり建具とカラーコーディネイトが楽しめます
・比較的安価である
・とても手入れが楽である
デメリットとして・・・
・物によっては無垢床材と比べると安っぽく感じられることがある
・本物の木の質感がない
◆無垢フローリングの特徴◆
一枚の木から、床用に削りだした板のことです。
メリットとして・・・
・木の匂いがする
・足ざわりがとてもいい
・木の板ごとに模様が違うので個性が出る
・木一枚から削り出すので湿気で強度が落ちることがない
デメリットとして・・・
・季節によって乾燥、収縮をするので板と板の間に隙間ができることがある
・紫外線、水濡れで表面が劣化する
・手入れが大変
・合板に比べ高価である
・板ごとに模様が違うのでデザイン的に難しい場合あり
無垢や合板のフローリングにはそれぞれ一長一短あります。
性能をみて比べて使用する場所を確認し
ライフスタイルや用途に合った性能を持つ床を選びましょうね。
例えば、
・天然木にこだわるのか
・ 床暖房対応しているか
・ペットがいる部屋に敷きたい
・ キッチンや水回りに敷きたい
また、建築される方の想いでどちらにするか決めてもいいですね。
あまり手入れをされたくない人は合板を勧めますし
木の質感、足ざわりをこだわる方は無垢にされては
いかがでしょうか?
上記で合板のデメリットも書きましたが、
最近の合板は、天然木が持つ質感を特殊工法で
ありのままに表現された商品もあります。
なめらかな質感や天然木のような踏み心地のものや、
ゴツゴツとした触感をしたフローリングもあり、
とても足ざわりが良いですよ(#^.^#)
またインテリアに合わせて、建具とカラーの
コーディネイトが出来るので
自分らしい空間を創造できますよ・・・・・
モデルハウスやショールームに見学に行かれた時は
床材を手で触るだけではなく
床に直に足で触れて体感することをおススメします。