注文住宅を検討する際には、
みなさん個々のこだわりを取り入れるかと思います。

特に、「玄関の収納」は間取り要望の中でも
上位に挙げられる項目です。

玄関には、傘、靴、ベビーカー、ガーデニング用品など、
さまざまな物を置くことになりますよね。

『玄関を開けると暮らしている人の生活スタイルが見える』というくらい、
人によって置きたい物、使い方はそれぞれです。

そう考えると、まずは『玄関は収納の役割を担う』
という位置づけをして間取りを検討すると、整理された玄関になります。

 

・靴が多い人はシューズクロークがおすすめ

玄関では当然、靴の脱ぎ履きをしますよね。

ただ靴が散乱していると、
あまり気持ちの良い空間とは言えませんよね…。

そんなときは、可動式の棚板を使用し、
靴をスッキリ収納できるｼｭｰｽﾞｸﾛｰｸを設置すると、
靴の整理が可能となります。

お子様の玩具や趣味の道具なども収納できるように
容量を考えて設置するとベストです。

 

・収納の機能性を持たせつつ、デザイン性も高い空間に

収納としての機能性を充実させると、
整理された玄関になります。

整理された後は、
『家は玄関の顔』と言われるように、
さらに自分好みの空間にできたら最高ですよね。

玄関の空間をより素敵に仕上げるには、
アクセントとなるものを設置するとうまくいきます。

例えば、

照明（デザイン・色）
ニッチ（壁埋め込み）
棚板（春夏秋冬の飾り棚）
エコカラット、タイル（調湿効果と凹凸デザイン）

など、自分の好みのものを厳選して設置すれば、
より空間のデザイン力をＵＰできます。

 

失敗しない玄関収納をつくるためには、
玄関＝家の顔、という意味からいっても、
収納だけ、あるいはデザインだけにこだわらないことが大事です。

まず、収納したいものを収納できる機能性をもたせ、
整理された状態を保てる間取りにしましょう。

そこから少しアクセントでデザインを追加すると、
玄関＝収納＝デザイン
という空間が完成します。

 

最後に、
玄関に取れる広さなどは、
間取り（建坪）や（立地）によって異なります。

プロである建築会社の担当者と一緒に、
間取りを考えて進めて行くことが良いでしょう。

 

ぜひ、自分好みの玄関について考えてみてください。