はい、本当です。
もちろん、”新築を建てるなら今の家よりも片づけやすくしたい”
”いつもきれいにできるようにしておきたい”
”だから収納は多くほしい!”
そうおっしゃるお客様は多いです。
・・・そのお気持ち、わかります!!
確かに、収納は多い方がいいですよね。
ところが、収納の数と広さだけを気にしていると、
収納スペースをたくさん作ったものの、
”実はこんなに要らなかった”
”住み始めると部屋の広さが足りなかった”
などと、後悔につながることも、実はあるんです。
お部屋の間取りなどは、
建ててから変えるのは大変ですよね。
では、使いづらい収納が多すぎて後悔しないためには、
一体どうすれば良いのでしょうか。
それは、ズバリ、自分に適した収納の数と容量にすることです。
難しく聞こえるかもしれませんが、大丈夫です。
今からお伝えする方法で、一緒に解決していきましょう!
”自分に適した収納の数と容量をはかる“には、
4つのことを考えてみるといいです。
まず、1つめ。
1.各部屋には今、何がどのくらいあるのか把握しましょう
まずは自分の家に何が・どのくらいあるのか把握してみましょう。
1つずつ確認するのは大変なので、
項目ごとにチェックすることをお勧めします。
例えば、我が家のリビングには、
「文房具は引き出し1つ分あるな。」
「化粧品はカラーボックス一段分あるな。」
「パソコンは2台あるな。プリンターは1台あるな。」
「工具類、救急セット、爪切りなどは、棚1つ分あるな。」
「日常用品のストック(ティッシュなど)は棚の下1列分あるな。」
といった風に進めていきましょう。
2つめ。
2.今の我が家に足りない収納を確認しましょう。
1つめで各部屋には今何がどのくらいあるのかチェックした時に、
収納スペースからはみ出しているモノはありませんでしたか?
先ほど例に挙げた我が家のリビングでいうと、
「パソコンを置くスペースがプリンターの上になっているから、
パソコンを置くスペースが足りないな。」
といった風です。
3つめ。
3.しまうモノの使用頻度はどのくらいか考えてみましょう。
よく使うモノが取り出しにくい・片付けにくいでは、
使いにくい収納にしかなりません。
よく使うモノはワンアクションで取り出せる収納にしておきたいですよね。
そのためにもしまうモノの使用頻度を考えてみましょう。
4つめ。
4.新しく購入する家具のサイズや置き場所を把握しておきましょう。
ハウスメーカーさんから間取りの提案を受ける中で、
持ち込みの家具のサイズ、
新しく購入する家具のサイズを聞かれると思います。
これはとっても大切なことなんです。
家具のサイズや置く場所によって、
必要なお部屋の広さが変わってきますよね。
お部屋の広さが変わると、
収納にあてられるスペースも限られてくるからです。
いかがでしたか?
これだけでも、”意外に自分の家のモノのこと、知らなかったな”
と思いませんでしたか?
自分の持ち物を改めて考え、
さらに使いやすい収納を自分で作るという機会は、
新築するときのほかにはなかなかないものですからね。
でも、こうして4つのポイントを押さえておくと、
使いづらい収納スペースばかりが増えて、
住みづらいお家になるという失敗を防げますよ。
新築の間取り作りのときには、
ぜひ、”自分に適した収納の数と容量にすること”
を考えて計画してくださいね。