今住んでいる家に不具合が出てくると、
今のここで家を建て替えて住むか、
あるいは違う場所に新しく家を建てるか悩むところですよね。
しかし、迷っているということは、
今、あなたの住んでいる場所の環境や生活に
なにか不便さなどがあるのではないですか?
もしも不便で、環境が悪いのであれば、
新しく住みたいエリアを探されるといいでしょう。
新しい土地に新築する場合と、
今の場所で建て替える場合とでは、
いろいろな点で異なってきます。
ただし、あなたや、あなたのご家族などの事情によりますので、
引っ越して住みたいという理由と切実さは人それぞれです。
そこで、今回は、特に費用の面についてお話しますね。
新しい土地に建てるとなると、
当然土地の費用が別にかかりますよね。
ですから、費用の面と、新しい土地に引っ越すことの良い点を
天秤にかけて、どうするかを決めるのも一つの方法だと思います。
新しい土地を購入する場合は、
土地代と建築費と諸費用の総額がいくらになるかを計算して、
住宅ローンの借入を考えます。
そして毎月の支払いが、
その額を支払えるのか計算された方が良いでしょう。
子供の代になっても、
今の所よりも子供たちが困らない地域ならば
それが最良だと思います。
でももし、今の住所で何の問題もなく住まれているのであれば
その場所に建て替える方が、
土地代がかからず建替え費用と諸費用だけで済みますよね。
土地分の費用は、
家の大きさ広さや水回りの設備仕様など、
ちょっと贅沢ができるとも考えられます。
また、土地から購入する場合との比較をすれば、
まず土地を探す時間がいらないので、
家の間取りに時間をかけ納得のいく理想の家になりやすいこともあります。
それに、土地の登記費用など諸費用や手間なども省けますので、
無駄な動きや悩むことは有りません。
総額を安くし、性能のいい理想の家が建てられれば
それが一番良いのではないでしょうか。
ただ、今住んでいる家を取り壊して新しい家にするのですから、
工事期間中に住む場所を確保しなければなりません。
今の家を取り壊す工事の前から、
実際に新しい家が建って、その家に住めるようになるまでは、
仮住まいといって、賃貸契約して借りて住まなければなりません。
その家賃と2回の引っ越し作業分の費用がかかります。
こうして費用の面をみると、
新しい土地に新築するには土地代がかなり高額なので、
建て替えよりも費用が多くかかります。
しかし、今ある家と土地を売却したり、
または家を貸すなどして、
新築の費用の足しにできることもあります。
それぞれのメリットやデメリットをしっかり洗い出して、
何がご家族にとって一番なのかよく相談してください。
そして、ぜひ、今度は長く住める家を建ててください。
もし不安であれば同じ悩みで建てられた方のホームページや、
建築業者さんにも相談して、どちらが良いか悪いかを
判断されてはいかがでしょうか。