戸建住宅を検討する際に、吹き抜けは必要ですか?
という質問をよく受けます。
そこで、吹き抜けのメリット・デメリットについてお話します。

 

<メリット>

 

まずは、吹き抜けを設ける事で解放感があり
お部屋も広く感じられます。

特に狭小地に建築する場合は、
吹き抜けを作る事で光が入り、お部屋が明るくなります。
一番気になる日当たりも吹き抜けによって解消されます。

 

吹き抜けを設ける場所としては、
玄関やリビングなどが多いですね。

リビングに吹き抜けを設ける事で、
2階にいるお子様の声が聞こえたりして家族の気配を感じられます。
お母さんもゆっくり家事が出来るので安心ですね。

ただし、逆にリビングのテレビの音などが2階にも聞こえるので、
デメリットになるかもしれませんね。

 

 

<デメリット>

 

やはり1番は寒い!という事ですね。
暖房の場合、暖かい空気は上にいくので足元が暖まりません。
足元が冷えると余計に寒さを感じると思います。

その為、暖房を強くしたり
エアコン・こたつ・ホットカーペットetc
などを使用する事で光熱費もかかってしまいます。

 

最近はリビングに階段を設ける事が多いです。
その様な時は、リビングと階段の間にドアを設置すると随分変わります。
お勧めですよ。

 

後は、吹き抜けには光を入れる為の窓がありますよね
窓のお掃除は、ちょっとしにくいです。
忙しい奥様にとっては、掃除が出来ない言い訳になるかも・・・

 

この様にいくつかメリット・デメリットをお話しましたが、
解放感や日当たりの事を考えて、やっぱり吹き抜けを設ける場合は、
建物の気密性や断熱性をしかっり考えて下さいね。