不動産のチラシや広告をみていると『建築条件付土地』や
『建築条件なし』という言葉を目にする事があります。
一体何の条件なの？と思われる方もいらっしゃいますよね。

 

『建築条件付土地』というのは、土地に関しての規制や制約条件が
あるわけではありません。

土地の所有者（住宅会社や工務店）または、
指定の住宅会社で建築をして下さいねというのが条件になります。
つまり土地を購入する時点で建築会社も決まるという事です。

反対に『建築条件なし』は、土地のみ購入する事が出来、
希望の住宅会社で建築する事が出来ます。

 

では、『建築条件付土地』を購入する際のメリットは何でしょう。
まず建て売り住宅と違い注文住宅の様に建築出来ます。
土地購入と建物設計を同時に進める事が出来るなどが考えられます。

デメリットとしては、好きな住宅会社や・工法では建築する事が出来ない事ですね。

 

『建築条件付土地』を購入する際の注意点をいくつか挙げておきます。

 

・土地の売買金額だけではなく建物価格を含んだ総予算をチェックしましょう。
その際は建物の仕様や変更した際の価格もきちんと確認しましょう。

 

・土地契約から建物請負契約の期間なども前もって聞いておきましょう。
一定期間に建物の請負契約が結ばれない場合は、
土地の契約は白紙になります。

 

・注文住宅の様に建築する事は出来ますが、
中にはいくつか決まったプランから選ぶという事もあります。
どれくらい自由に建築可能かという事も大切ですね。

 

以上の様な点に気を付けてくださいね。