注文住宅を検討されている方からよくいただく質問で、
家を建てるときにどんなことに気をつけるといいかについて、
前回は「予算と資金計画」のお話をさせていただきました。

その中で、【住宅ローンと家賃は同じではないんですよ】
ということをお話ししました。

前回記事はこちら↓
家を建てるときにどんなことに気をつけるといいですか?~資金計画編(唐津店/西川)

 

さて、今回は引き続きまして、
注文住宅を建てるためには、予算はどれくらい必要なのか、
ということを考えてみましょう。

まず、注文住宅の予算を決める際には、
建物本体以外に、必ず諸費用があるということを覚えておきましょう。

ではそれはいくらかかるのでしょうか。

一般的に、
注文住宅には諸費用が施工費用の2割ほどかかる、と言われています。

その中には、

・外構工事
(ブロック、フェンス、駐車場、テラス等、建物本体以外の外回りの工事費)

・住宅ローンにかかる手数料や保証料(保証協会)
(細かく言えば印紙代なども)

・登記費用や抵当権設定費用など

具体例でいえば、土地と建物で2,500万円とすると、
その2割だと500万円近く費用がかかると思っていたほうが良いでしょう。

とすると、2,500万円で土地と建物を購入しようとしたら、
3,000万円くらいの予算を考えていた方が良いということになります。

 

このように、住宅ローン以外にかかる費用があるということを
あらかじめ知っておくことが大事です。

預貯金の中身と相談しながら現金を使わないと、
新居での生活に余裕がなくなる事になりますからね。

ですので、必ず諸費用のことは覚えておきましょう。

では次回は「土地探しと選び方」についてお話いたします。