住宅には建てるときにかかる費用を「イニシャルコスト」
住んでからかかる費用を「ランニングコスト」といいます。

今回はランニングコスト・住み始めてかかる費用について
項目ごとにご説明をしていきます。

1.不動産取得税

土地や建物を購入すると購入時のみ不動産取得税がかかります。
住み始めてから支払請求が届きますのでご注意ください。

 

2.火災保険・地震保険(任意)

建築後住む間は火災保険に加入(年払い~最大10年一括払い)
された方が安心です。住宅ローンの場合は義務付けられています。
また、住宅性能で省令準耐火仕様の物であれば保険料が
安くなる場合もあります。

地震保険に関しましては最大5年までの国の保険となり
保証内容は火災保険とは違いますので火災保険を加入の際
保険担当者から聞かれるといいでしょう。

 

3.固定資産税

 

土地、建物の固定資産税を毎年10期(10回分)に分けて支払います。
所有者は納税義務があり各市町村に納入します。
これは3年ごとに評価の見直しをされ評価額が変わります。

一定の床面積や条件を満たし耐震性・耐久性など長期優良住宅
などに関しましては、税額軽減措置がありますので
建築された業者へ確認されて下さい。

 

4.メンテナンス費用(修繕費)

建物の性能にも変わってきますがオール電化住宅であれば
IHヒータ、電気温水器などは家電製品なので保証書内ですが
約7年~10年が目安と思います(購入時と同額程度)。

建物外部に関しましては壁材、塗装、板金などの寿命が有ります
ので10年~15年もしくは建築業者の保証年数で変っては来ます。

参考までに、その時期に負担がかからない様にする方法として
オール電化住宅であれば太陽光の搭載がほとんどと思いますので
毎月余った電気を電力会社が買取り売電収入として振り込まれています。

この収入を家の修繕する時まで貯蓄していきますとその時が
来れば出費額が少なくて済みます。
また、貯蓄をすることで自然と節電(=売電)に関心が向き
売電収入が増えるので修繕費の負担がすごく軽くなります。

世界的レベルになると節電を行う事で
CO2排出量の削減になり地球温暖化の進行を食い止める事にも役に立っています。
今からでも遅くはありませんので実行されるのも一つの対策となります