今の時期は、台風などの影響でライフラインに関しての
不具合が連日ニュースで報道されていますね。
新築を検討される方で、災害時の停電対策として
太陽光発電の搭載を考える方がいます。
電力会社の電気の供給がストップしたとしても
太陽光発電があれば自家発電によって
日常生活が送れる、という発想からです。
しかし、下記のような心配をされている方もいます。
「もし、停電状態になったら、太陽光発電自体も発電しないんじゃないか?」
太陽光発電は、その名の通り、太陽光を電力に変え、
住宅内での家電製品を稼働させています。
停電になったら、そのシステム自体が機能しなくなるんじゃないか?
それなら意味がない…。
と思われているようです。
確かに、停電時の事を考慮して太陽光発電をお考えなので
あれば、気になる問題ですよね。
上記の答えとしては、
「太陽光発電は、停電時であっても稼働します」
その為、台風等の影響で停電の際には、
とても役立つと思われます。
ですが、必ずチェックして頂きたいのが
実際に停電になった時の太陽光発電の使い方です。
太陽光の設置メーカーによっては、
停電になった途端、モニターで供給の切り替えを
知らせて、ボタンを1つ押せば完全自家発電に
切り替えられるものもあれば、
多少操作が必要な場合があります。
実際に大規模の停電となった場合に
設置業者に、太陽光を設置したお客様から
停電時の操作方法が分からず、問い合わせが殺到し
対応が遅れてしまった、というお話も耳にします。
頻繁に起こる事ではないですが、
万が一に備えて、しっかりと内容を把握する事を
お勧めします。
また、忘れてはいけないのが、太陽光発電が使えるのは
太陽が昇っている時間帯のみとなる為、
当然夜は機能しません。
夜間時も電力利用を確保したいとお考えの場合は
太陽光発電プラス蓄電池の設置が必要になります。
蓄電池があれば、昼間に太陽光発電がつくった電力を
蓄えて、夜使う事も出来るからです。
太陽光発電と蓄電地の利用は省エネを考えて
搭載されるからが多いですが、
災害時の事を考えた時もかなり有効的に使えます。