現在、戸建やマンションなど住宅の
購入を考えている方の多くは住宅ローンを
利用すると思います。
多額の借りれとなる住宅ローンは少しでも金利の
低いものを選びたいですよね。
ですが、銀行のホームページやパンフレットを
見てもいろいろな金利が載っていることもあり、
自分にはどの金利で借入ができるのか?と
疑問に感じている方もいると思います。
実際にはホームページなどに載っている
基準金利「年○%」という金利でそのまま
借入するということはほどんどありません。
「基準金利」というのは、定価のようなもので、
この金利は、それぞれの銀行が自由に
決めている数字になります。
なので、この金利だけ見て「この銀行が金利が低い」と
決めるのは間違えかもしれません。
では、どの金利で比べればいいのかというと
「実行金利」です。
「実行金利」というのは実際に借入はするときに
適用される金利のこで、借入する銀行を決める際には
この「実行金利」を比較することが大事になります。
この実行金利は基準金利から「優遇金利」を引いた金利です。
優遇金利は基準金利からマイナスする金利のことで、
値引き価格のようなものです。
例えば、基準金利が3.5%で優遇金利が2.5%の時は
3.5%ー2.5%=1%
となり、実行金利は1%となります。
多くの銀行のホームページには優遇金利が載っていますが、
勤め先や年収などによって優遇金利は違うこともありますので
実際に銀行などに相談されることをオススメします。
最後に、優遇金利には「期間」があるものもありますので
優遇金利がいつまで適用になるのか確認しましょう。