キッチンは家族の「食」を支えるとても大切な場ですよね!
とは言え、毎日の食事の準備は
やはり作る側にとっては大変でもあります
そのため家づくりの際には夫婦共働きが当たり前の今どきの家族形態をふまえ
少しでも家事の負担を軽減しようと
間取りづくりにも注目が集まっています
まさに食事の準備がそのひとつ!!
使い勝手の良いキッチンにすることで
食事の準備や後片付けの時間を短くし
空いた時間を家族と過ごす時間にしたいものですね!
そんな時短キッチンにするためのポイントを
ご紹介したいと思います
当たり前になってしまいますが動線についてです
なんと言っても距離!!
・距離その1
調理の際は、横移動、上下移動、前後移動
よく考えてみるとちょこちょこと動き廻っていますよね?
これらの移動距離は気にするものではないと思いがちですが
実はそうではありません
今お使いのキッチンはどうでしょう?
狭いと当然ながら使い勝手が良いとは誰も思いませんよね!
しかし、広いキッチンにも同じことが言えます
ひろびろキッチン=使い勝手が良いにはならないのです
チェックしてみてください!!
まずは作業スペース!!
対面キッチンが主流の今どきキッチンでは
キッチン本体とその背面に設置するカップボードまでの距離は
重要です!
引出しを開けたり しゃがんだり 後ろを振り返ったり
自分以外の家族とすれ違ったり・・・と
日頃の自分の動きを考えてみましょう
狭さには誰もが敏感ですが
ここの間隔が広すぎると無駄な一歩があとあと不便に思えてきます
冷蔵庫などの配置も考慮して距離を決めましょう
・距離その2 プラス配置
調理をするキッチンと食品を保管する冷蔵庫の位置関係はどうですか?
冷蔵庫とシンクを行ったり来たりって多くありませんか?
冷蔵庫との距離も邪魔にならず近いと便利ですね
冷蔵庫はキッチンの後ろに配置するパターンがほとんどですが
対面キッチンの配置ではコンロ側の後ろではなく
シンク側の後ろが便利だと言われています
なぜなら調理の下準備の際
食品の取り出しやすさはもちろんですが
調理以外にも家族が冷蔵庫を使用する際などは
キッチンの奥まで入っていかなくても
冷蔵庫の中身が取り出せるからです
よくありませんか?
夕飯の支度中に家族が冷蔵庫を目がけて入れ替わり立ち代りな風景
冷蔵庫への距離と配置
これも使い勝手が変わる要素です
・距離その3
配膳です!
作った料理を運ぶ食卓までの距離が長いととても手間ですね
料理以外にも食器や調味料などを何度も運ぶことを考えると
食卓の配置とキッチンまでの距離は
LDKの間取りを考える際に注意したいところです
対面キッチンの場合
食卓をキッチンの正面に配置するパターンが主流ですが
配膳の動き短くするという点では
食卓をキッチンと横並びに配置するというパターンもおすすめです
いかがですか?
当たり前のことばかりかもしれませんが
その当たり前なことに微妙な差が出ることによって
キッチンの使い勝手が変わってきます
今一度 チェックして
使い勝手の良い時短キッチンを目指してください