新築時にどなたも必ずぶつかるのが、住宅ローンの問題。
銀行も多数ある上に金利形態も様々。一体どれがいいんでしょう?
1つだけ最初に答えておくと、『どれも同じ』ではありませんよ♪

ポイントは大きく3つなのですが、全てを記載してしまうと
かなり長くなってしまいそうなので、今回はポイント①を書きます。

ポイントは以下の3つ。
①どんな金利を選ぶのか?
②どんな組み方をするのか?
③どんな返済計画をするのか?

残りの②と③も別記事でアップしますのでご確認くださいね。
ポイント① どんな金利を選ぶのか?

どの銀行か?も、もちろん大切なのですが、
どんな選び方をするか?も、とっても大切なんです。

一般的な話をすると、私のお客様は計画初期段階においては
どの銀行か?という事を考えておられる方が多いような気がします。

給与振込の事もあるでしょうし、使い易さもあるでしょう。
もちろん大切な事なのですが、住宅ローンは長い方は35年です。
長く返していくための選び方をしないといけませんよね。

では、『どんな選び方をするか?』について。
選び方の1つに金利の種類というものがあります。

金利の種類は大きく分けて3つになります。
変動金利・短期固定金利・長期固定金利・・・この3つです。
この3つの特徴と、どんな方にオススメなのかを記載します。

<変動金利>
その名の通り、金利が変動する可能性がある商品で、変動リスクは
ありますが、現在は一番金利が安くなっています。

どんな方にオススメか?
今現在、固定費が高く支払額を安くしておきたい方(例えば
大学生のお子様がおられる)で、数年後には楽になると
わかっている方。その他、繰り上げ返済をお考えの方など

<短期固定金利>2年・3年・5年・10年
これは、選択した年数は金利が変動しないという商品です。
金利は一般的には変動より高く、長期固定より安い傾向にあります。

どんな方にオススメか?
例えば10年固定の場合、お子様が現在14歳。これから高校、大学と
ここ10年で金利が上昇されるときつくなる事が想定されるなら
10年固定などがオススメかもしれないですね。

<長期固定金利>
これも固定という名の通り支払いが終わるまで金利が変わりません。
金利上昇のリスクが無いため、金利は一番高く設定されています。

どんな方にオススメか?
住宅ローンを払っていく中で、金利の事を気にしたくない方や
先行きが不透明だと怖い方、借入額が少ない方にはオススメです。

住宅ローンの金利の特徴を記載しましたが、いかがでしょうか?
上記の内容だと『それくらい知ってる』と
ツッコミを入れられてしまいそうですね(笑)

では質問を変えて・・・。

Q.あなたは変動にされますか?固定にしますか?
これは、なかなか即答できる方は少ないかもですね。

実際、色々な住宅メーカーさんに相談に行かれても、担当者で
答えが変わる質問ですので難しいかもしれません(^-^)

皆さんの正直な気持ちはきっと…今の低金利の恩恵も受けたい。
でも金利上昇は怖い。どっちがいいの?こんな感じですよね。

そこでご紹介したいのがミックスプラン。
例えば3,000万円をお借入れするなら、半分の1,500万円を変動、
もう半分の1,500万円を短期や長期の固定金利で組むという方法。

低金利の恩恵も半分になりますが、金利上昇リスクも半分となり
どっちつかずと言われたらそれまでですが、個人的には
実際にオススメする事が多いんですよ?

いかがでしょうか?こんなやり方もあるんです。

ただ注意点は、変動とミックスをする時に、短期固定は
できるけど長期固定はできない銀行もあります。

変動とミックスさせる金利を短期固定か長期固定かで
選べる銀行が変わるという事です。

ここから先はポイント②の『どんな組み方をするのか?』で
詳しく記載しますね。

・住宅ローンは何を比較するのか?その②

・住宅ローンは何を比較するのか?その③

以上、少し長くなりましたが金利についてのお話でした。
ご興味があれば続きもご覧くださいね。