ここ数年住宅ローンの金利はすごく低いですよね。
全期間固定金利でも1%台になっています。
住宅を購入するにはすごくいい時期ですね。
では具体的にはどのようなメリットがあるのでしょう。
大きく2つの事が考えられます。
①返済額が安くなる。
たとえば3500万を借りた場合、
金利の違いでどれくらいの差が出るでしょう。
フラット35でみると現在(7月)の金利は1.34%
10年位前の金利は約3%位でした。
返済期間を35年として当時と比較してみますね。
3%の場合毎月の返済額は134,697円、
返済総額は56,572,977円になります。
1.34%の場合毎月の返済額は104,442円、
返済総額は43,865,897円になります。
毎月の返済額の差は3万円返済総額は1,271万円の差がでますね。
この差は大きいですよね。
②借入額を増やせる
毎月の返済額を100,000円とした場合、
いくらの借入が出来るか計算してみます。
3%の場合は2,590万円、
1.34%では3,350万円の借入が出来ます。
返済額は同じなのに約760万円も多く借入が出来る為、
マイホームの予算に余裕がでますね。
このように当然金利が低いと支払う利息が少なくなるので大いにメリットがあります。
低い金利で35年間金利が変わらない場合は、
すごく安心ですね。
ただ、住宅ローンには期間固定型と変動金利型があります。
全期間固定金利より金利が低いだけで変動金利を選んでしまった場合は、
注意が必要です。
今は非常に金利が低いですが、
変動金利は金利が上がる可能性があります。
金利が上がった時にどうするかをしっかり考えて下さい。
たとえば借入額を固定金利と変動金利に分けて
借りるミックスプランにしてリスクを分散する。
余裕のある時は少しずつでも繰り上げ返済をしてくださいね。