少し前まで、新築を建てるなら太陽光発電の設置は
当たり前と言われていました。
初期投資はあるけれど、数年間のうちに
もとが取れるから、付けた方がお得だと言われていました。
理由は(搭載ワット数にもよりますが)10年間の買取固定です。
この制度が始まった当初は買取価格は48円/kwhでしたが
今では、その金額が28円まで下がっています。
現在、九州電力から私達が電気を買うお金が
高いときで26円になっていますので、
ほとんど同じ金額になっています。
その事から、現在は太陽光パネルの取付を躊躇される方が
増えてきました。
実際問題、今太陽光を搭載したとして初期費用分を
取り返す事はできるのでしょうか?
太陽光発電パネルは以前に比べて取付価格は
下がってはいますが、正直、以前ほど早くは
初期費用分を取り返す事はできないでしょう。
ここからは、私の個人的な意見ですが、
例え、取り返すのに時間が掛かったとしても
今だからこそ、太陽光発電パネルの搭載をお勧めします。
理由は2つあります。
理由:その①
電気代の高騰
実感されている方もいると思いますが、
電気代はどんどん上がってきています。
家の性能を上げて、極力電気を使わないようにする事も
電気代節約の大きなポイントではありますが、
ここで太陽光発電があれば、家計の負担を更に
軽くする事が出来るでしょう。
そして、予想ではありますが、
今後も電気代は更に高騰する可能性があります。
以前のように、売電金額が買電金額を上回る事は
少なくなっているかもしれませんが、
太陽光無しと有りでは、家の光熱費は大きく変わってきます。
理由:その②
蓄電池の普及の可能性
蓄電池というものをご存知ですか?
その名の通り、太陽光が発電した電力を
蓄える機械です。
蓄電池があれば、蓄えた電気を上手に使って
電気買わずにすむ❕❕
といったメリットがある優れた機械です。
デメリットといえば、太陽光発電以上に
初期費用が掛かる事です。
蓄電池自体は以前からありましたが、
普及率があまり上がらなかったのは
その点がネックになっていたのでしょう。
ですが、蓄電池も太陽光発電と同じで
年々初期費用が下がってきています。
今は無理でもいずれ蓄電池を設置する事を考慮して
太陽光を設置しておけば、電気を買う事自体が
必要なくなるかもしれません。
以上が、私が太陽光発電をお勧めする理由です。
皆さんが太陽光の設置に悩んでいらっしゃったら、
参考にして頂けると幸いです。