税金と聞くと、どのような税金がパッと浮かびますか?
例えば、スーパーで買い物をするときや
飲食店で食事をしたときなど
代金の支払いを通じて「消費税」を負担しています
一番身近な税金かもしれませんね
また、働いている人は「所得税」も納めています
個人の所得に対してかかる税金ですが
所得が多くなるほど、税率も高くなります
この他にも、さまざまな税金がありますが
もちろんマイホームにもさまざまな税金がかかってきます
実は、マイホームにかかる税金って
マイホーム取得時
マイホーム保有時
マイホーム譲渡時
とそれぞれの段階でかかる税金も変わってきます
今回は
マイホームを取得する際にかかる税金についてまとめてみました
【1】印紙税
住宅の売買契約書や住宅ローンの契約書を
かわすときにかかる税金です
収入印紙を契約書に貼り納税します
契約書に記載されている金額によって
税額も変わってきます
例えば、住宅ローンの契約書に貼る印紙は
1000万円超5000万円以下の住宅ローンの契約であれば
2万円の印紙税がかかります
印紙って切手を貼るような感覚で
税金を納めているようになかなか感じないでしょうが
実は、税金なんですね!
【2】消費税
マイホームの売主さんが業者であれば消費税がかかります
また、仲介手数料にも消費税がかかります
ただし、土地は非課税ですので消費税はかかりません
例えば、
1500万円の土地をA不動産業者さんに仲介してもらって
Bハウスメーカーで2500万円の住宅を建築すると…
まず、土地は非課税なので消費税はかかりません
ただ、A不動産業者さんに支払う仲介手数料には
消費税がかかります。
もちろん、2500万円の建物にも消費税がかかりますね!
【3】登録免許税
土地や建物の登記名義を変えたり
住宅ローンの担保にするための抵当権を登記するときにかかる税金です
一定の要件を満たす住宅であれば
特例の税率が適用されます
例えば、住宅ローンの抵当権を設定する登記の場合
通常は、借入金額の0.4%かかります。
ただ、本人が居住するための家屋で
登記簿上の床面積が50㎡以上であることなど
一定の要件を満たせば0.1%に軽減されるんです
【4】不動産取得税
土地や建物を取得した場合にかかります
地方税の一種で都道府県に支払う税金です
これも登録免許税と同様に
一定の要件を満たせば軽減措置が適用されます
『住宅に関わる税金って
仕組みが複雑だし、イメージが湧かないし…』
こんな風に思われている方が多いんです
『そもそも、何回もマイホーム建てるわけじやないから
知らなくたって大丈夫!』
という方もいるかもしれません
ただ
税金を納めているのは事実なワケですので
少しでもお役立ていただけると嬉しいです