数年前まではクローゼットには
扉が付いているのが一般的だったと思います

しかし最近では子供部屋や寝室などのクローゼットに
扉をつけないという方が増えてきました

実際に私が普段ご案内をさせていただいているモデルハウスでも
クローゼットに扉がついていないお部屋があるので
お客様から「クローゼットに扉はいらないんですか?」
というご質問をたくさんいただきます

そこで今回は、クローゼットに扉をつけないことによって
どのようなメリットをもたらすのかをご紹介させていただきます

まずはクローゼットに扉があることによって…

・中が見えないので物を隠してプライベートを守ることができる
・衣類をほこりや日焼けから守ってくれる

といったメリットがあげられますが
逆にデメリットでいえば

・開け閉めが面倒
・部屋が狭く感じる
・通気性が悪い
・コストがかかる

といった点があがられます

そんなデメリットを
クローゼットの扉をなくすことで
解消に導いてくれます

・開け閉めの動作を省くことができる

なんといってもここが1番のポイントだと思います!
よく使う収納ほど開け閉めの動作がないのは本当に楽です

私も昔は扉を開けたら毎回必ず閉めていましたが
今ではほとんど開けっ放しです(笑)
扉の必要性を感じなくなりました(笑)


・空間を広く使える、圧迫感がない

クローゼットの扉を完全に閉め切ると少しお部屋が狭く感じるという声も

扉をなくすことで空間の印象も変わると思います

(扉はつけたいけど圧迫感が気になるという方は
扉の色を白にするとそれほど気にならないと思います!)

・湿気がこもらない

扉をつけて閉め切ってしまうと空気があまり循環せず
湿気がたまりやすくなってしまいます

扉をなくすことで、窓をあけて換気をすれば
風通りもよくなるので通気性があがります

・コストを削減できる

クローゼットの扉も、他のお部屋の扉と同様
当然、扉をつけることで費用が発生します

扉の高さや幅によっても金額はマチマチ…
少しでもコストを抑えたいという方には
ぜひクローゼットの扉をなくすことをおすすめします

 

逆に扉をつけないことによって
・物を隠せない
・ほこりが衣類につく
・日光が当たり服が日に焼ける

といったデメリットはありますが
クローゼットの中が常に見えている状態だと…

ちゃんと整理整頓しようという気持ちになったり
ほこりがたまらないようにこまめに掃除をするようになったり
日々、意識して生活ができるようになると思います

日焼けが気になる場合も収納の仕方でも予防できます

 

そうはいっても、家族の中でだけならいいけど
来客時は扉がないことが気になるという方には
扉の代わりにロールスクリーンをつけることをおすすめします

 

今回はクローゼットに扉をつけないことで
どのようなメリットがあるのかをご紹介させていただきました

注文住宅ではこのように、クローゼットに扉をつけるかつけないか
といった細かい部分まで自分達で決めていきます

なかなか悩ましい部分でもありますが
住んでからストレスなく快適に過ごせるのはどっちなのか
イメージしてご選択していただければと思います