今回の記事は、家事をあまり手伝っていない男性の方、必見です!
最近よく耳にする言葉『名前のない家事』・・・。
雑誌やCMで見かけたりしますが、実際のところ
名前がない家事ってどんな事を指すのでしょう?
料理・掃除・ゴミ出し・食器洗いなどの家事ではなく
簡単な定義で言えば、どんな家庭でもしなければいけない事であり、
でもそれが家事としての認識が薄い事・・・のようです。
検索するとたくさん出てきますが
しっかり見てみると『ギクッ』とするような事も多いんです。
一部ご紹介すると・・・
・食事の献立を考える
・クリーニングに出す、取りに行く
・ゴミ袋の補充
・脱ぎっぱなしの服をクローゼットにしまう
ほんの一部ですが、例えばゴミについて。
一般的に『ゴミ捨て』はやっているという男性は
少なくないかも知れません。
しかしそれは、ゴミ袋に入っている大きな袋を
ゴミ捨て場に持っていく事を指す事が多いはず。
では、だれがそのゴミ袋にゴミを集めたのでしょう?
クリーニングに出す必要がある時に、ご夫婦間で
『どちらが出しに行くか相談』していますか?実際、出すのも
取りに行くのも女性(妻)が圧倒的に多いようです。
最近この『名前のない家事』というワードが注目されたのも
男性(夫)と女性(妻)の間で家事という認識に大きな違いが
あるケースが多いからのようです。
お互いの言い分もあるため、ここを掘り下げると
話の方向性が変わってしまうのですが、名前のない家事が
減らせるのであれば、ご夫婦ともに嬉しい話です。
さて、これからが本題。
『名前のない家事を減らす家』・・・
どんな事ができるでしょうか?
一般的に多いのは前回記事でも書いたように
『ただいま』から『LDKでくつろぐ』までの動線を
工夫する事で家事が減るというアイデア。
玄関に隣接させてシューズクローク、ファミリークロークに
繋がる間取りだった場合、お子さんが学校から帰宅し
LDKに入ってくるまでに着替えまで終わらせる事が可能。
これで、脱いだ洋服をしまうという家事が減らせる可能性が
高くなり、さらに洗面所を通過できるようにすれば、洗濯物を
脱衣かごに入れてきて、手洗いまで完了させる事もできます!
問題は・・・
お子さんが想像通りに動いてくれるか・・・。
旦那さんがいう通りに動いてくれるか・・・。
名前のない家事を減らすには必ず家族間のルールが必要ですね!
大きな食洗器をつけて、食器洗いはしなくて良くなっても
夕食を終えた家族がテーブルに食器を置いたままだと
結果、奥様が食器を食洗器まで持っていかないといけません。
このように家族間のルールさえしっかり決めて実行できれば
名前のない家事はきっと減らせるはずです。
日常生活でストレスに感じている事があれば、普段からイメージしてください。
『こんな風になってたら私がコレをしなくて良くなるのになぁ』
この考えが形にできれば、きっとその家は理想に近くなるでしょう。
家事が減れば時間ができます。その時間で家族間の会話や
ご自分の趣味、色々な事ができるようになります。
ちょっとでもご自分の時間ができるお家づくりを計画しましょう!
ちなみに私は自分で記事を書きながら若干胸が痛くなりました(笑)