新築計画時、皆さんが同じように
ご不安に思われていることに
「お金の心配」があります
新築で土地からのご計画となれば
借入れの金額も大きくなりますし
35年という長い期間のローンになります
将来的に支払が大丈夫なのか・・・
そもそも借入れができるのか・・・
不安はつきませんよね
不安をなくす為には、ローンのことを
知るのが一番ではないでしょうか
今回はお借入れの申込から融資までの
注文住宅で土地からご計画する場合の流れ
をご紹介します
【1. 事前審査】
先ずは住宅ローンの申込です
2種類あり「事前審査」と「本申込」
最初の申込は「事前審査」といいます
金融機関によって事前審査の書式は様々です
最近ではインターネットでの取り扱いも
増えてきました
事前審査は本申込をする前の比較的
簡単な審査で、本人の収入や勤務先
個人信用情報を総合的に評価します
個人信用情報とは住宅ローン以外の
お借入れや、カードなどの利用状況のことです
事前審査は約1週間程度で結果が出ます
この時点では購入する土地もハウスメーカーや
建てる建物も確定していない場合もあります
事前審査で承認が得られると次は本申込です
事前審査とは違い、購入する土地や建てる
建物の面積まで確定してなければなりません
つまり、事前審査で融資承認が受けられる
見込みが確認できたら、土地やハウスメーカー
建物の間取りを確定させ本申込へと進みます
【2. 本申込】
本申込の審査には1週間~10日程度かかり
貸付承認を得ることができると
土地の決済へと進みます
土地の購入は契約と決済が分かれています
土地契約時に手付金を支払い、決済時に
残りの全額を支払うことになります
土地の代金も住宅ローンで支払う方が多いので
住宅ローン利用の場合本申込の貸付承認後でないと
土地の決済をしないことがほとんどです
また土地契約時に万が一、貸付承認が
得られなかった場合には白紙解約ができる
ローン特約をつけることもできます
【3. 金銭消費貸借契約】
住宅ローンで土地の代金を支払うときを含め
建物完成後、金融機関より実際にお金を借りるには
金融機関とのローン契約が必要になります
これを「金銭消費貸借契約:きんせんしょうひ
たいしゃくけいやく」といい
「金消:きんしょう」とも呼ばれています
このローン契約時に適用金利を選択したり
毎月の支払日を決めることができます
契約後1週間程度で融資が口座に振り込まれます
【4. 融資実行】
融資が口座に振り込まれることを
「融資実行」といいます
ハウスメーカーによっては代理受領といって
金融機関よりハウスメーカーに
直接振り込まれる場合もあります
こうして、全ての工事と精算が終わって
建物のお引渡しとなります
お手続きはご自身で金融機関に行きおこなうことも
できますが、ハウスメーカーや不動産業者が
手伝ってくれるのでご安心ください
金額も大きくなる住宅ローンですので
流れを把握しておくだけでも
ご不安が解消できる場合もあると思います
ご参考までにお役立ていただけると幸いです