戸建新築を計画する時にどんな費用がかかるのか気になりますよね。
その中で『付帯工事費』という言葉を聞かれた事があると思います。
何の費用？という方も多いのでお話ししていきますね。

住宅会社が建築費用として『坪単価○○円』と言っているのは
実は、建物本体価格のみの金額なんです。
建築に付随する工事で建物本体以外にかかる費用の事を『付帯工事費』といいます。

では、どういうものが『付帯工事費』になるんでしょう。
いくつか例を挙げてみます。

・屋外給排水工事

建物外部の水道・下水・雨水工事の事です。
敷地の広さや、敷地内に引き込まれているかによって違ってきます。
地域によっては井戸や浄化槽の設置工事が必要になります。

・屋外ガス・電気工事

敷地内にガスや電気を接続する工事です。

・仮設工事

工事期間に使用するトイレ・水道・電気などがあります。

・地盤調査、地盤改良工事

最近は耐震性を重視される方も多くなってきましたが、
建築する地盤が弱いといくらしっかりしたお家を建てても心配ですよね。
その為に建築する前に地盤調査を行います。

調査結果に問題がなければそのまま建築出来ますが、
地盤が弱い場合は改良工事が必要になります。
資金計画の時に少し余裕をもっておくと安心です。

・産業廃棄物処理費

建築現場から出る産業廃棄物を処理する費用です。

・外構工事

敷地外周のブロックやフェンス取り付け、
門柱や駐車場などの工事費用です。

・解体工事

建て替えの場合に既存の建物を壊す費用です。

 

代表的な項目をお話しましたが、建築地によってはこれ以外に
必要な費用もあります。

また、住宅会社によっては建物本体価格に含まれている事も
ありますのでよくご確認してくださいね。