お知り合いの方に、
「家がほしいから土地を探している」と話したら、

「土地だけ先に買わないほうがいいよ」

と言われたことはありませんか?

 

直接言われることはなくても、
インターネットなどの記事で目にしたり、

耳にしたことがあるかもしれません。

家を建てるにはまず土地が必要ですよね。

 

それを、

『土地だけを先に買うのはよくない』

とは、いったいどういうことなんでしょう。

ここでは、その理由を簡単に説明します。

 

土地と建物を買う場合には、まず全体の予算を決めなければいけません。

全体の予算を把握しないまま先に土地だけ購入してしまうと、
建物に回す資金が不足し、思っていたような家が建てられない・・・
といった事態にもなりかねません。

とくに、建物については、みなさんそれぞれ希望の間取りであったり、
付けたい設備があると思います。

その間取りや仕様によっても、建物の金額は大きく変わってきます。

「希望の家を建てるにはいくらかかり、どのくらいの土地が必要か?」
を考えながら、土地と建物にかける予算を割り振っていくようにしましょう。

しかし、概算であっても、建築費を割り出すのは、
経験や知識のない人にとっては難しいですよね。

ですから、まずは信頼できる住宅会社を見つけ、
全体の予算を把握して、土地探しの段階から相談にのってもらうようにしましょう。

また、エリアや土地の形状によっては様々な法的制限がかかり、
希望の家が建てられなかったり、付帯工事が必要になったりということもあります。

土地選びというのは、そういった専門知識を持っていない人にとっては
ちょっと難しい問題があるので、
冒頭の、「土地だけ先に買ってしまうのはよくない」というお話が出るのだと思います。

 

それでは、最後に、今回の内容のポイントをまとめておきます。

 

★土地探しは住宅会社と相談しながら進めるとうまくいきます★

1.どんな家を建てるかを決めてから土地を探すようにする

2.土地にかける予算と家にかける予算のバランスを考える

 

土地から探して家を建てる予定の方は、ぜひ、失敗しない土地選びをしてくださいね!