夫婦で収入合算して申込みできますよ。

今は共働き世帯が多くなり、夫婦2人の収入を合算して
住宅ローンを組もうと検討されるご家庭も多くなってきました。

住宅ローンを借りることができる金額は、
年収に応じて決まりますが
一般的に年収の3割が、年間のローン返済額に
収まることが目安になっています。(金融機関によって異なります)

たとえば 夫婦で収入合算して住宅ローンを借りる場合

ご主人の年収300万円+奥様の年収100万円=400万円
400万円の3割は 120万円(年間のローン返済額)
120万円÷12ヶ月=10万円(月々の返済額)

つまり毎月 10万円に収まる範囲内で
ローンを組むことができるということです。

これがご主人1人で住宅ローンを組む場合は
300万円の3割で 90万円(年間のローン返済額)
90万円÷12ヶ月=75,000(月々の返済額)

なので ご主人1人で住宅ローンを組まれる場合は
毎月 75,000円に収まる範囲内となるわけです。

他に車のローンなどがある場合は
住宅ローンで借りれる金額が減ってしまいます。

毎月 2万円 車のローンをお支払でしたら

夫婦で収入合算の場合
月々の返済額 100,000円-車のローン 20,000円= 80,000円
毎月 80,000円に収まる範囲内となります。

ご主人1人の場合
月々の返済額 750,000円-車のローン 20,000円= 55,000円
毎月 55,000円に収まる範囲内となります。

このルールから考えると、
夫婦2人の収入を合算することにより
より多くのお金を借りることができることになります。

しかし、夫婦の収入を合算して住宅ローンを組む場合は
単独の借入と違って気をつけることがあります。

それは、夫婦2人共 安定した収入が継続的に得られるように
計画を立てること。

パートナーに万一のことがあった場合は 
その住宅ローンを完済できるように
保険で手当しておくことも重要になります。

住宅ローンは最後まで滞りなく返済することが前提ですので
ご夫婦でよく相談され円滑に返済を続けていけるようにすることが
大切ですね。