平屋以外の戸建住宅に必ずある場所、それは階段です。
日本では江戸時代頃から階段下に出来る空間を有効利用してきました。
階段の段差を利用したタンス階段のように。
出来る限り無駄な空間を無くしたい・・・
その考えは昔から変わっていないものです。
やっぱり階段下の空間は何かに使わない手はありません。
今回はさまざまな階段下の空間の活用方法をご紹介します。
まず、「階段下トイレ」
よく見かけますね。
背が高い方や、お客様も使うトイレだからオシャレにしたい、
という方には、あまりお勧め出来ません。
トイレの天井から階段の下部分が見えてもそう気にならない、
という方にはいいですね。
天井から見えてくる階段の下部分を、圧迫感が無い程度にするのがポイントです。
次に、パソコン等の「ワークスペース」
座って過ごす場所なので、天井が下がっていても気になりにくいです。
他にも、あえて空間を作って「ペットの為のスペース」にしたり。
「部屋の延長」として使ったりして、空間を広げてみたり。
でも、定番は「階段下収納」ですね。
階段下の使い方として最も多いです。
一階に収納が増えるのはいいですよね。
普通に納戸的な広い空間の収納にしたり。
側面からの収納にして、中段をつけて使いやすくしたり。
キッチンから使えるパントリーや食品庫にしたり。
玄関側のシューズクロークにしたり。
収納のバリエーションは様々です。
でも、階段下収納は、奥をどうやって使うかを考えておく必要があります。
例えば奥深い空間のある階段下収納の場合。
前の物が邪魔して奥の物が取りだしにくくなっても不便なので。
棚や市販の収納ボックスを使うなどの工夫がほしいです。
奥まで使いやすい収納を目指してください。
それとか、階段下を「見せる収納やディスプレイ出来る場所」にするのもいいですね。
ステキです。
階段下はこうでないといけない、なんて決まりはありません。
無駄なスペースを無くせるよう、色々な使い方を検討されてみてください。