現在、新築を建てる時に必ず必要となるのが
『地盤調査』です。この調査次第で【地盤改良工事】が
必要なのか、必要ではないのかがわかります。

 

もし、地盤改良工事をしなくてはいけなく
なった場合はどのくらいの費用が必要に
なるのか不安ですよね。

 

地盤改良にはいくつか工法の種類があり、
その種類によって費用も変わってきますので
今回は地盤改良の工法の種類と金額をお伝えしたと思います。

 

1つ目は【表層改良】といって、弱い地盤が
2メートル以内にある場合で家が建つ部分の
地盤を硬くするための硬化剤を混ぜる工法です。

表層改良

工事の期間は一般的には1日から2日で、
費用としては20万から50万が多いようです。
費用は改良する深さや広さによってかわります。

 

2つ目は【柱状改良】といって弱い地盤が
2メートルから8メートル以内にある場合に
行う工法です。

柱状改良
柱状改良は地中にコンクリートの柱を
作る工法で、固い地盤がある深さまで
柱を作ります。

 

工事の期間は1日から2日ですが、柱を固めるための
養生期間が2日から3日ほどかかります。
費用は60万から100万が多いようです。

 

3つ目は【鋼管杭】といって、固い地盤が
8メートル以上のところにある場合に行います。
文字通り鋼でできた杭を固い地盤があるところまで打ち込みます

鋼管杭

工事の期間は2日から5日ほどかかることが多く
費用としては90万から120万というのが多いようです。

 

この3つの【表層改良】・【柱状改良】・【鋼管杭】が
戸建て住宅で多く行われている改良工事になります。

 

今回、工事期間や費用などもご紹介しましたが
改良する地盤の広さや深さによって大きく
変わる場合もございますので参考に程度にされてくださいね。