「住宅ローン控除」とは住宅ローンを利用して住宅を購入した場合に
年末時点のローン残高の1%を上限に、その年に払った所得税の還付
と次の年の住民税の一部が控除される制度です。
住宅ローンを組めばどんな場合でも対象になるわけではなく
下記の条件を満たす必要があります。
【1】住宅ローンの種類
一般的な銀行の住宅ローンやフラット35など
金融機関が窓口になっている住宅ローンで
返済期間が10年以上の場合。
※職場の住宅ローン制度を利用された場合などは
控除の対象になりませんので注意が必要です。
【2】控除対象の借入金等の額
1:住宅の新築・取得
2:住宅の取得のための土地の取得
3:一定の増改築
【3】所得条件
所得金額が3000万円以下の方
【4】建物の条件
・登記簿上の床面積が50㎡以上
・中古住宅の場合は床面積50㎡以上で
1:耐火建物は筑25年以内、木造などは20年以内
2:一定の耐震基準を満たすことが出来る建物
3:既存住宅売買瑕疵保険に加入している
上記のいずれかを満たす建物
【5】控除額
・借入残高の上限が4000万円まで
・控除率 1%
・年間控除限度額 40万円
・最大控除額 400万円
【6】適用期限
平成31年6月30日までに入居
以上のことが住宅ローン控除を受ける条件になります。
実際の控除額は、ご年収や借入金額などによって変わってきます。
また、入居の翌年の3月15日までに確定申告をする必要がありますので
忘れずに申告を行ってください。
ローン控除以外にもお得な税制がありますので
マイホームを購入の際にはぜひご相談ください。