二世帯住宅を検討されている方、実は最近増えているんです。
第二次ベビーブーム、いわゆる団塊ジュニア世代の方々が
現在40代前半になり、親世代又は子世代との同居が多いようです。
ですが一口に二世帯住宅といっても、実は色々種類があることを
ご存知ですか?どういった種類の二世帯を選ぶかによって
価格も変わってくるんです!
今回はこの二世帯住宅にどのような種類のものがあるのか
紹介していきたいと思います。
まず第一に挙げられるのが“完全二世帯型”と呼ばれるものです。
これは玄関から水回りまで、すべての設備がそれぞれの世帯にある
二世帯の形態の事を言います。
もちろん、金額の面で言うとこれが一番高くなります。お家の中で
一番坪単価が高くなる所はお風呂やキッチンなどの水回りなんです。
そのためこれらが2つずつある完全二世帯は少しお値段のかかる間取りになります。
次に“部分二世帯型”という考え方があります。
これはお風呂とキッチンは1つだけどトイレは2つ、など部分的に
2つの設備を使用する形態の事を言います。
価格面で言うと完全二世帯よりもお安くはなりますが、プライベートの保護
という観点から言うと少し開けた形の間取りになるのではないかと思います。
最後は“同居型”、設備関連が1つのみの考え方となります。
価格面で言うとこれが一番費用を抑えることが出来る形態ですが
親世代と子世代で上手くいかない場面が訪れる可能性も。。。
二世帯住宅は上記3つに大きく分類されます。
一番多いのは部分二世帯型でしょうか?一緒でもいい所、悪い所を
十分に考えておく必要があるかと思います。
また、2世帯住宅の場合上下階で世帯を分ける場合が多いですが
この場合上下階での音のプライバシーは非常に注意が必要です。
オススメは2階の子世代の下はリビングなどの共有スペース。
親世代は1階下屋のスペースにお部屋を設ける、というようにすると
音によるストレスも軽減されるかもしれませんね。
二世帯のご建築は新しい住まいへの期待感と同時に
敏感な問題を孕んだ少し複雑なご計画となります。
事前にどこまで許容できるか、どの部分でプライバシーを守るのか
しっかり話し合ったうえでのご計画をお勧めいたします!