・頭金無しでも新築は建てれるの?
・そもそも頭金ってなんなの?
新築を思い立ったはいいものの
一番心配なのはやっぱりお金のことですよね・・・・。
頭金をしっかり準備して、借入金額を減らす・・・・・
確かに賢い選択肢のひとつでしょうね。
ただ、新築にとりかかる時期や
建てられる時の年齢等、色々な条件次第では
頭金をなるべく減らして借入金額を増やす・・・・!?
なんて選択肢もあることをご存知でしょうか。
・頭金とはどういう時に必要なのか?
・頭金はどれくらい準備すればいいのか?
頭金の上手な使い方などを少しお伝えしますね
■頭金とはどういう時に必要なのか?
そもそも頭金とは、
新築の際に自己資金として現金で準備できるお金のことです。
土地を購入する時の手付金、建物を契約する時の契約金などが、
頭金として計画の早い時期に必要になってきます。
土地や建物、住宅ローンを契約する時の印紙代、
地鎮祭や上棟式をされる場合の費用なども、現金での支払いとなります。
もちろん、ローンの割合を少なくするために準備するのも
頭金となりますね。
■頭金はどれくらい準備すればいいのか?
ローンの審査などで、保証協会などが求めてくる
理想的な自己資金(頭金)比率は新築総費用の15%~20%となります。
審査では個人情報や仕事の属性などの条件も加味されますが
頭金の比率が高いほど、審査が通りやすいと言えるでしょう。
頭金は最低限で済ませたいと思ってらっしゃる方は、
新築を依頼される会社の担当者に、相談されることをお勧めします。
その会社によって必要な頭金が変わってきます。
■頭金の上手な使い方
新築にかかる総費用 - 頭金 = 借入金額 となりますが、
頭金に余裕があっても、審査に有利な15%~くらいに頭金を押さえ、
借入を増やし、頭金を残しておいた方が有利な場合もあります。
例えば今なら、10年間、住宅ローン減税で所得税が還付されます。
住宅ローンの借入残高に対して所得税が帰ってきます。
現行制度では10年間の還付がありますので、減税が終わった後に
余裕の自己資金を繰上げ返済しましょう。
借入残高が多いほど(最高4000万円)還付額が多くなり、有利なんです。
もうひとつ。
お子さんが小さいうちは、頭金(自己資金)は、リスクヘッジに取っておく。
民間の住宅ローンを組む時は生命保険への加入が必須となります。
働き手に万が一のことが起こったら、
その時点でローンの支払がゼロになるんです。
自己資金を全てつぎ込んでローンを減らし
支払い開始後まもなく、働き手を失ってしまう・・・ことになった時
ローンはなくなりますが、手元にはお金が残っていませんよね。
月々の支払に無理のない範囲でのことですが、
頭金(自己資金)はしっかり残しておいて、万一の場合に備えたり
教育資金や緊急の支出に対処できるようにしておくのも方策です。
頭金は考えかたで、使い途もかわります。
じっくり考えてベストな選択をしてくださいね。